占いの勉強のフリして株やFXに見る、一攫千金とお金の器

「自分にお金儲けの才能がない」と感じた人でも、不満はあったとしても地道に働いてお金を貯めることもまた、お金の器を大きくすることにつながるように思います。

こんにちは、「よいぼしのなぎうた」のkinaです。
「占いの勉強の一環」という言い訳をしつつ(ぉぃ)、経済の話も色々調べていたりします。
その話の中で、「お金の器ってあるのかなぁ?」と思うことが良くあります。
今回は「お金の器」についてのお話です。

 

<一攫千金の大半が失敗する理由は「お金の器の違い」? 一攫千金の夢の末路は……>

経済絡みで株やFXといった、投資や投機に関する話を良く聞きます。
FXの仕組みを聞いて「絶対無理だ」と思ったチキンのkinaは話を聞くだけに留めていますが、特にFXでは一攫千金をするはずが手持ちのお金をほとんど失った上に借金まで抱える……という話を見るにつけ、占い師的な観点から「どうして失敗したんだろう?」と考えることもあります。

一般的な観点から考えると、「仕組みを知らずに無謀な取り引きをした」ということになるとは思いますが、kinaは「その人に見合っていないお金を望もうとしたからかな?」なんて思ったりします。
よくいう「お金の器」というやつですね。

実際にあった話らしいのですが、第2次世界大戦の引き金になった世界大恐慌の1年くらい前に、ある投資家が靴を磨いてもらっていたら、そこで靴磨きの少年から株の話が出ていたそうです。
その人は「こういうところまで株の話が出ているということは、そろそろ株価は下がる」と踏んで、株を全て売却し……世界大恐慌の影響を受けずに済んだそうです。

この話は「靴磨きの少年の話」として、株式売買では有名な話になっています。
最近の中国でも「バナナの叩き売りが株取引をしている、現代の靴磨きの少年ではないか?」ということで話題になっていましたね。
その後、実際に中国株のバブルは崩壊し、世界中にその影響が波及しているわけなんですが。

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<お金よりもお金を運んでくれるのは? 株やFXで確実にお金を殖やしていける人の考え方>

「一攫千金」を狙う人は多いんですが、「一気にお金を儲けられる」ということは、「一気に儲けたお金を失う可能性もある」ということのようです。
それに気づいた人の方が地道に資金を貯めていったり、好きな会社の株主優待を楽しむ程度の株を持つことで、最終的に資産を増やしていっているように思います。

kinaも一度は「値上がりする会社の株を持とう」なんて思ったことがありましたが、デング熱が日本で流行した時に、「殺虫剤を売る会社の株が売れるはず!」という話があったことを聞いて、「そういう発想はkinaにはなかった。kinaには株のやり取りをする才能はないだろうな」と痛感して、株やFXの情報を見てにまにましているだけにしています。

株やFXで利益を挙げられる人は間違いなく人とは違う発想をしていますし、情報収集力もすごいです。
その努力の報酬が株やFXでの大きな利益なんでしょうけれど、あの発想力を見ていたら「株で利益を上げられるのは当然」と思います。

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よく一攫千金に関連する話で挙げられるのは、「アメリカのゴールドラッシュがあった時、世界中から一攫千金を求めて男達が集まったが、一番儲けたのは金を掘る人ではなく、つるはしとジーンズを売る人だった」という話です。

お金はお金でしかなく、それを稼ぐ知恵や視点の方がより大きなお金をもたらしてくれるのかな……なんて思います。
「一攫千金は資産を築く上では難しい」「お金を稼ぐ発想や視点がすごい」ということが、お金の器の大小に関わってくるのかもしれませんね。

また、「自分にお金儲けの才能がない」と感じた人でも、不満はあったとしても地道に働いてお金を貯めることもまた、お金の器を大きくすることにつながるように思います。

 

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