栄養素の追求よりもっと大事なこと * For オプティマムヘルス

もしあなたが人から聞いたり、自分で勉強をした方法を実践しているのに、自分の求める健康状態になっていないとしたら、ニュートラルな感覚で自分の身体そのものに1度目を向けてみてください。

私のところへ相談に来る方は勉強熱心な方も多く、「〇〇は身体に良いと聞いたので毎日食べるようにしています」などと、ネットや勉強会などで得た内容を日々実践されている方もよくいらっしゃいます。

栄養について勉強される方は多いのですが、
栄養を吸収できる身体になるのはどうすれば良いか? を追求する方は意外と少ないのです。
実はそちらの方が大事なのに……。

 

そんな方に出会うと、勉強内容のベクトルが少しズレていて惜しい! と感じてしまいます。

そして勉強熱心な方の中には、細かなことにこだわるあまり、「木を見て 森を見ず」状態になってしまっている方もいらっしゃいます。

有名な先生が言っていたことだから間違いない とか、
しっかり勉強したことだから正しいはず とか、
健康法を実践したことで満足してしまい、
自分の身体に合っているのか?
本当にその方法で良くなっているのか?
は調べようとはせず、「良い事をやっているのだから間違いない」と思い込んでしまい、身体の不調に気が付けない場合もあります。
真面目な優等生タイプに多い特徴です。

「その方法は貴女の身体には合っていないかもしれませんね」と言うと、猛烈に反論してくる方もいらっしゃいます。
きっと、一生懸命勉強した成果が否定されたような気持ちになるのでしょうね。
健康になることよりも、勉強する事が大切になってしまっていて、本来の目的を見失っていますが、盲目的になっているのでそんな自分の状態に気がつけなかったりします。

そんな方々は「私は良いと言われていることをやっているので健康なはずです」というスタンスの方が多く、「良いと言われている事をやっているのですが、自分の身体に合っているのでしょうか?」というスタンスで相談に来る方は殆どいません。

前者は「イマイチ本調子でないのでまだやり足りない事があるはず。それを教えて欲しい。」と、更に何か方法を追加したいという目的で相談に来る方が殆どです。

 

健康になるためには

「どんな栄養を摂るか?」の追求ではなく
まず最初に「栄養を摂れる身体を作る」ことを追求することが必要です。
栄養素のみに着目している限り真の健康は得られません。

もしあなたが人から聞いたり、自分で勉強をした方法を実践しているのに、自分の求める健康状態になっていないとしたら、ニュートラルな感覚で自分の身体そのものに1度目を向けてみてください。

そもそも健康な身体を持っている方は、表現は悪いですがゴミを食べるような食生活をしていても健康なのです。
逆に言えば、良い栄養を必死に取り入れても、内臓が健康でなければ細胞へは届きません。

健康になりたければ栄養素の追求よりも先に、口から入れた物を内臓が栄養に変えてくれる力を付ける事が大切です。

 

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