日本人の民族性の高さと腸の長さの関係* For オプティマムヘルス

第二の脳と言われる腸。 あなたの身体の中で働く第2の脳を、もっと意識してみてください! きっと何かが変わると思いますよ。

 

日本人が大切にしてきた腸の声

「何だ? それ……」と感じる方も居るかもしれませんが、過去の日本人はお腹の感覚を非常に大事にしていた証拠が残されています。

それは、「腹の虫の居所が悪い」「腹の虫がおさまらない」「腹を割る」「腹を決める」等々、今でも使える慣用句です。

昔の人は腸の感覚を第一に考えていたことが確かに刻まれていますね。
頭で考えても結論が出ない時は、「お腹に聞く」という習慣をつけてみるのをおすすめします。

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それだけでなく、日本人がいかに腸内環境を重視し、最新の研究をしていたかがよく分かる確かな証拠が残っています。
それは小牧久時博士が作り出した「小牧原液」という善玉菌による分泌物を、第二次世界大戦中に日本陸軍が「命を守る菌」として戦地東南アジアに携帯している事実に残されています。

「小牧原液」は、現在整腸の最前線と言われている「バイオジェニクス」の理論を兼ね備えたもので、小牧久時博士はこの小牧原液の発明により、昭和50年にノーベル物理学賞へ正式にノミネートされています。
(バイオジェニクスとは、腸の中で善玉菌が作り出している物質によって、腸内フローラを介すことなく体全体に良い影響をもたらそうという考え方)

なぜ善玉菌が作ったこの「小牧原液」という物質を日本軍は戦地へ持って行ったのか? については、『腸内細菌依存説』 が関与していると考えられています。

 

『腸内細菌依存説』とは?

人類史はずっと「飢餓との戦い」にあり、長い歴史の中で、食料にありつけるのはとてもラッキーな事でした。

そんな歴史の中で人間は“腸内細菌の生産してくれる栄養” に頼る生命機構を身に付けることとなった。
人間の身体は「食べる」よりも腸内細菌によって生産された栄養のほうを優先して使用するように出来ている……。
これが『腸内細菌依存説』です。

この説を踏まえると、戦地にバイオジェニクス理論を持ち込んだ日本人の腸への意識の高さが伺えます。
バイオジェニクスの考え方は、私達が腸を整える上で一般的と考えているプロバイオティクスやプレバイオティクスの考え方よりも、もっともっと進んだものなのですから。
(プロバイオティクス→生きた菌を持つ食品を摂ること。プレバイオティクス→善玉菌の餌になるものを摂ること)

 

日本人のホスピタリティーの高さは腸の長さから来ている

海外旅行へ行く度に、日本人のホスピタリティーの高さに驚かずにはいられません。
日本中どこにでもあるコンビニで、海外の一流ホテル並のサービスや気遣いを受ける事が出来ます。

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この、日本人という民族の民族性の高さは、腸の長さから来ているのでは? と私は考えています。
何しろ日本人は世界で一番長い腸を持っているのですから、2番目の脳がより多く機能していることで高いホスピタリティーが実現出来ているのではないでしょうか?

あなたの身体の中で働く第2の脳を、今よりもっと意識してみてください!
きっと何かが変わると思います。

 

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