こんにちは！ Kimiです。
更年期＝卵巣が自分のホルモンを造るのを止める時期になると、女性特有のいろいろな症状が出ます。
多くの女性たちは更年期症状に苦しんでいますが、それらの症状に有効な方法はまだ医学界でも完全には判っておらず、現在の一般的な治療法も満足な効果を発揮していないという事実があります。
私の母も、更年期の時は別人格になったように豹変してしまい、その対応にとても苦慮した記憶があります。そして、そんな母の姿を見てきた私は、自分自身もそうなってしまうのではないか……と怯えていました。
更年期症状の原因、エストロゲンとは？
過去には、更年期の症状が出るのは、エストロゲンの欠乏が原因なのだと世界中が信じていました。だから更年期対策には、エストロゲンを補う療法が勧められてきました。
未だにその誤った認識を信じている人も居るかもしれません。
ですが、一般的なエストロゲン療法は、子宮内膜ガンや乳ガンのリスクを高めたり、脂肪や水分を体に貯めてしまうという有難くないおまけが付いています。
事実、エストロゲン療法を受けた女性は、むくみ、頭痛、乳の張りや痛みが起き、ホルモンバランスの乱れによって、食事のいかんに関わらず太るという現象に悩まされることがあります。
更年期障害はエストロゲンのみが減る事で出る症状ではなく、女性ホルモン分泌の低下で減るのは、エストロゲンよりもプロゲステロンというホルモンです。
正確には、エストロゲンも減りますが、プロゲステロンはもっと減ります。更年期障害は、両者のバランスが崩れ、結果としてエストロゲン過剰になって起きる症状なのですね。
そこへエストロゲン様作用のある食品を積極的に摂ると、余計にバランスが崩れてしまい、更に更年期の症状が加速してしまうのです。
更年期の症状が悪化するだけでなく、先に述べたような深刻な副作用が出る場合もあります。
悲しいことに､現代西洋医学で更年期治療に用いる伝統的な薬は､主としてエストロゲンです。
更年期障害の多くの原因はエストロゲンの欠乏ではなく､プロゲステロンの欠乏であることに気づいている婦人科医がどの程度いらっしゃるのかは分かりませんが､仮に彼らがプロゲステロンの重要性をわかっていたとしても、使用されているプロゲステロンは化学合成されたものであるということです｡
化学的に合成されたプロゲステロンは､女性系の癌の発症率を増加させたり､月経を狂わせたり､吐き気､男性化､そして､体内の水分を排泄し難くなるような水分の体内うっ滞を副作用としてもたらすこともあります｡
ホルモンバランスの大切さ
全てのホルモンはバランスがとても大切です。
ホルモンというのは身体全体でハーモニーを奏でています。
真の健康を求めるのであれば、全ての基本はホルモンのハーモニーと言っても過言ではありません。
そこへ化学的に合成されたホルモンを入れるということは、ホルモンのみならず、ホルモンと密接な関係にある自律神経系などにも影響が広がり、しいては身体全体のバランスを崩す事にも繋がり兼ねません。
日本で未だに行われている化学合成されたホルモンによる更年期の対処は、アメリカに遅れる事ザっと20年以上という説もあります。
アメリカはこの合成ホルモンによる様々な疾患（乳がん、子宮ガンなど）で、2013年には合成ホルモンの訴訟は6000件も超えています。これは、将来の日本の姿だと思います。
そんなこともあり私は、更年期の症状に悩む方や、女性特有の悩みの相談を受けた時、ナチュラルなハーブでエストロゲンとプロゲステロンのバランスを保つことの重要性を伝えています。
私の使用しているハーブには、エストロゲンとプロゲステロンどちらにも変換出来る「前躯体」にあたる成分が含まれています。
ナチュラルなホルモンは身体に優しく、エストロゲンとプロゲステロンのどれも互いにもう一方の効果を高めるように働く自然の叡智です。
アメリカでは、自然な素材で出来たプロゲステロンの前躯体を含んだ健康食品を使った患者は、骨の密度が平均平均15％と目立って高まっていました。
これに対して、合成のエストロゲンだけ使っている患者は、骨の密度は高まることはなく、せいぜいそれが低下しないかあるいは実際に低下していた……という調査結果が出ています。
自然療法による更年期障害の緩和という世界があるという事を、是非多くの方に知って頂きたいと思います。
ブログ「～身体は魂（いのち）の乗り物～ Forオプティマムヘルス」はこちら
ナチュラル100％ハーブを扱う運営ショッピングサｲト「OURSELECT」はこちら
