環境はあなたの考え次第でいくらでも変えられる
〜キプロスのカズコより

心は、自分が思っているものを引き寄せる力があります。 また、嫌いだと思うようなもの、恐れているものも引き付けてしまいます。

心をカチカチに固めてしまうと、「ぽきん」と折れてしまうこともあります。
そうなると、もう、表面的にはニコニコしながら、自分の心とは裏腹な行動を取ってしまい、気持ちが着いて行けず、誰にも相談できなくなってしまうことになることもあります。

ですから、心はすこし柔らかくして置く為にも、喜怒哀楽という感情が日々の生活には不可欠なのです。
その対応が出来るようであれば、健康な心を持っている証なのです。

もちろん、気分がころころ変わることは悪くはありませんが、その気分に振り回され続けているという人は、人からの信頼を失うことにもなるので、約束したことまでは、変えないように、注意した方が良いでしょう。

そんな心が変わることで、がらりと人間関係、環境までも変わることがあります。
与えられた環境に対して不満のない人はいないでしょう。
それは当然です。

その環境はあなたが受動的な姿勢で受け身なのですから、不平も溜まります。
自分自身の心が自分の人格を作っていることに気づけば、考え方も変化して行きます。
そうなると、自分で自分の環境を変えられることに気づくことが出来ます。

あなたの考えから環境は生み出されています。
心の管理によって、人格を向上することを試みることで、あなたの人格に合った人と繋がり、あなたに相応しい環境へと変わりたいという気持ちが芽生えて来ます。
そのためには、自分自身の生まれて来た使命を知ることです。

例えて表現するならば、自分のガーディン、つまり、庭にどんな種類の花や木を植えるのか、種まきをする前に、やる必要があるのは、土壌を耕す必要があるのであれば、雑草を抜き取ることから始めなければなりません。
手入れをしないでいる庭では、どんなに素晴らしい種をあなたが持っていても、植えることが出来ません。

もしも、今、置かれた環境に不平を抱えているのであれば、どうすれば、自分の環境を変えることが出来るのかを考えることが必要です。

心は、自分が思っているものを引き寄せる力があります。
また、嫌いだと思うようなもの、恐れているものも引き付けてしまいます。

ですから、時々、自分の心を見つめ直し、その心を整理して行くことで、自分が抱えている思いに相応しい物だけをキープ出来るようになる環境に作って行くことが出来れば心も安定します。

引っ越しをしたりするときは、不必要なものを捨てられる機会に恵まれます。
物を溜め込む人は、心も重たくなりますので、整理することで、気持ちがすっきりします。

ある程度、物が増えて行ったら、整理することを忘れないで定期的にするように、心の方も、整理整頓して行く習慣を持つと良いでしょう。
そうする習慣を身に着けることで、心に自分で蒔いた種も、どこからか飛んで来た種も、あなたの心の中で育って行きます。
そして、遅かれ早かれ、あなたの想いは、行いとして環境の花を咲かせ、実を結んで行く事になります。

 

「良い思いの実は良い花を咲かせます。反対に悪い思いの種からは、悪い花が咲き悪い思いを実らせます。」

悪い実をつかせる環境を作り出してしまわない為にも、環境は大切です。
不憫な環境を嘆くよりも先に、内面の世界を作り直すことです。
そうすれば、自分の蒔いた種を収穫するときに、喜び、そして、苦しみからも学ぶことが出来ます。

あなたも昨日よりも、今日、これまで生きて来た道のり中で、常に心の中が変化して行く過程で、至る所で心は成長しています。
躓いたときは、思いっきり泣き、反省し、軌道修正をしながら、ゆっくりと前に進むことです。

焦る必要はありません。
あなたの人生はあなたが一番良く理解しているのですから、素晴らしい花を咲かせて下さい。

ありがとうございます。


 

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