【人間らしく、正直に生きて行くことで、運を開くことが出来る】〜キプロスのカズコより

衣食住という自然の恵みを得て、はじめて生きる希望が湧き生存できるのです。自然の恵みを無駄にしてはいけません。

あの世に還り、ある程度、魂磨きをしなければ、この世に生まれ変わることは出来ません。

低いレベルの霊界に還り、早く生まれ変わろうとしても、困難なときがあります。

過去世での悪事やカルマというものは、霊界でみっちりと修正し、修正したかどうかを確かめるためにも現世に生まれ変わる魂は少なくありません。

そのため、例えば、過去世で貧乏をして心を狭くし、罪を犯した場合は、再び、貧乏な環境を選ぶ場合があります。

また、逆に、裕福な家庭に生まれ、我儘放題に生活を送り、学びを行った者は、再挑戦という意味で、裕福な家庭を選び、そうならないように自らの心を磨いて行く人もいます。

これはカルマではなく、カルマの修正が本当に出来たかどうかを試す意味があり、そういう意味で、その環境を選びます。

夫婦の場合も同じように、カルマの清算をするため、また、カルマの修正を試すためにあえて、カルマメイトを最初の結婚で選ぶ人もいます。

人間の価値を金持ち、貧乏という基準で選ぶものではありません。
その風潮を意識し過ぎると、人間らしく生きられません。

お金がある、ない、の条件は、「自分」の心がそうした条件に振り回されず、調和の心を維持し、自分の心をより広げていく魂修行の一環に過ぎません。

大事なのは、心まで貧しくならないように心がけることです。

恵まれた人は多くの病める人達に愛の手を差し伸べることが大事です。

人間の心は、足ることを知らぬ欲望に振り回され、自分を見失っていると「変化」が起こります。

人生の目的を自覚し、大自然が教えてくれる「中道の心」を知ることで、足ることを知った生活、それは、自分を自覚することで、欲望に翻弄される無意味さを知ることが出来ることでしょう。

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「足る」ことは我慢ではありません。

与えられた環境、仕事に対して、自分が出来ることをすることです。

商売人は利益を追求することが、仕事でしょう。

その利益をどのように使うかによって、陰徳を重ねることが出来ます。

自分だけのために使うのか、家族やスタッフに分け与えるのか、不幸な人々に愛の手を差し出すのか……。

足ることを知らない人たちは、自分が中心であり、人のことなどお構いなしです。

その人達に何かを言っても、彼らが変わる時期でなければ、何も理解出来ません。

足ることを知った環境が集まる場所には、愛に満ちた世界なのです。

そうして、そうした世界に住める場所になれば、人の心はさらにより広くなり、大きく進化させることが出来るでしょう。

私たちは森羅万象の中道に沿って、生かされ、生きているのです。

中道から外れてしまうと、その分、苦しまなければなりません。

片寄らない心、公平にして無私なる心、万全を生かし、自分の心を宇宙に広げた心こそが、中道の心です。

心の安らぎは、このような中道に向かった生き方、反省と、修正した行動によって、培われて行くことになるでしょう。

最後に、感謝の大事さも忘れないで下さい。

私たちは何も身に着けず生まれたが、何も纏わないままで生きることは出来ません。

衣食住という自然の恵みを得て、はじめて生きる希望が湧き生存できるのです。

自然の恵みを無駄にしてはいけません。

物を大事にするとは、自然の恵みに感謝、そして、それをあなたの元に届けてくれた人に感謝です。

ありがとうございます。

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