【人生とは愛、人は愛することで霊的レベルが上がる】《前編》

最初のPさんの印象はサイキック? 霊能者?  ハリウッド映画業界で働いていたこともあり、多くの若手俳優を日本に連れて行ったりなどと、華やかなイメージもありました……。
【人生とは愛、人は愛することで霊的レベルが上がる】《前編》

霊能者として生まれ変わったことで一番辛いこと……それは、人より先に悲報を受け取ることが幼少時代からありました。

幼少時代は想ったことを母に話すと「家では言っても良いけど、誰にも言わないこと!」と念を押されていました。

「さっき、会った、あのおばちゃん、もうすぐ、あの世に還るらしいよ。」と私が母に言うと、「えっ!そうなの?」という受け答えの母でした。

数日後、母はお通夜に行くからと言って出かけて帰って来た後に、「かこが言っていた通りだった。」と、母は寂しそうに話していました。

『どうしたらそんなことが分かるの?』と、思う方もいらっしゃると思います。

「虫の知らせ」という言葉がありますが、色々な形で見せてくれます。

オーラだったり、その人の側にいる人のサインだったり、魂が幽体離脱して訪ねて来ることもあります。

 

今回は仲良くしていた友人の死によって寂しい思いもした反面、長年会っていなかった人々とも再会することになりました。

ある晩に主人とある人の事を、赤ワインを飲んでいるときに話していました。

私が「セント・マイケルの修道院で頂いたあの赤ワイン、美味しかったね。Pさん、どうしているのかなぁ?」と主人に話すと、「元気にしていると思うよ。」と主人。

その後、夕食を食べ終わり、寛いでいると電話が掛かって来ました。主人は「こんな、遅い時間に誰だろう……。」と言いながら、固定電話を取って話しを始め、その後、他にも電話をしていました。

「Eから電話で、Pが心臓発作で病院に運ばれたらしい。でも、Eは会いたくない、行きたくなくと、泣いている……。」と、主人マイケルが目を赤くしながら私に伝えてくれました。

「何とか、来るように促したから、月曜日にキプロスに来られるらしい……。」とマイケルが言ったので、「もっと、早く来られないの?」と私が聞くと、「主治医によると、今は安定しているらしいと言われた」とマイケルが応えました。

「明日にでも、病院に行った方が良いのでは?」と私が提案すると、「大丈夫だから……。月曜日に空港まで迎えに行ってみんなと一緒に病院にお見舞いに行こう。」と言われたので、「本当に大丈夫かな?」と私が確認すると、「大丈夫だよ。」と言われたので、それ以上は聞きませんでした。

土曜日の夕食のときに、私が「誰か来たね?」とマイケルに言うと、「えっ?何?」と聞かれたので、「誰か来ているよ。」と、言い返すと、「誰?」とマイケルが聞くので、「たぶん、Pさんだと思う」と言うと、「Pさん?」とマイケルが聞き直して来たので、「Pさんでしょう?」と、私が右側を見ていると、パチパチ電球がして、「お母さんが迎えに来たの?」とPさんに訊ねると、電球がパッチ! として切れて、一瞬暗くなってしまいました。

「ねぇ、明日、病院に行こうよ!」とマイケルに言うと、「でも、明日は用事もあるし、車で2時間以上掛かるし、月曜日に行けば大丈夫だよ。安心して……。」と言われました。

その夜、キャンドルにライトを灯、「Pさん、みんなが来るまで待ってあげて下さい。」と、お祈りしながら、火を見つめていると風もないのに、火がゆらゆらして消えてしまいました。

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その次の日、「Pさん、あなたの名前の日まで大丈夫だと良いね。」と言って話していたら、マイケルの携帯に電話が掛かって来ました。

「Pが今しがた、亡くなったらしい……。」と、泣きながら話を始めて、「Eたちに連絡するにも、今、雲の上で連絡出来ないけど、ドバイの空港に着いたらSMSテキストメッセージは見ることが出来るだろうから、送らないと……。」と、マイケルは寂しそうに小声で言っていました。

「明日の空港へは僕だけが行くよ。みんな、感情的になり過ぎているだろうし、Pにはもう会えないし、お葬式の準備があるから、水曜日頃にお葬式になるだろうから……。僕も仕事を休む必要があるから……。」と、感情が高ぶっているマイケルは長年の友人だったPを思い偲んでいたかったと思うので、猫をマイケルの膝の上に乗せて、独りの時間が大切だと思いました。

水曜日にニコシアに住んでいたときに、随分前にイースターのときにPさんに会いに行ったときに、その教会にあるイコンを御神輿のように担ぎ、その下をくぐると祝福されるということで、潜ったことがあったことを思い出しました。

キプロス正教会のお葬式には香典はなく、花輪を贈る習慣があるのですが、息子さんの呼びかけで、花輪、花は十分にあるから、そのお金をチャリティーに回して欲しいということで、古い教会の出入り口に受付嬢がいました。

私はすべて同じチャリティー団体だと思っていたので、一番手前の女性に寄付をすると、マイケルが「そこは腎臓関係の寄付団体だよ。Pは、心臓で亡くなったので、そこじゃないよ。」とマイケルに指摘されてしまいましたが、「そうなの? では、心臓関係のチャリティーの方にも、寄付しますね。」と、寄付しました。

「その隣の男性の方は何?」とマイケルに訊ねると、「教会関係みたい」と言うので、そこにも寄付しました。