あの人が怖いんです! ~ 悪い人じゃないけれど怖がられる人の特徴 ~

どの集団にも怖い人がいる

集団に入ると少なからず怖い人がいます。昔だったら、どこの家庭にも『カミナリオヤジ』という恐ろしい存在がいたものです。
もしかしたら平成生まれ以降の方はご存じないかもしれませんね。

『カミナリオヤジ』というのは、雷神のごとく恐ろしい父親というイメージだと思いますが、簡単にいえば、すぐに怒鳴りつけてくる(お説教してくる)父親のことです。

ちなみに『ドラえもん』や『オバケのQ太郎』の作中にも『神成(カミナリ)さん』という怖いおじさんが登場します。ちなみに、今は他人の子供を叱る大人が減ってしまいましたが昭和は悪いコトをしたら他人の子供もわが子同然に普通に怒られていました。なので『オヤジ』は、必ずしも父親を指しているわけではなくて、世間一般のおじさんを指しています。

学校に行けば当然(?)先生が怖いですよね。会社に行けば上司が怖かったりするかもしれませんね。

一応フォローしておくと『カミナリオヤジ』は今でいう『すぐにキレるおばさん』とは意味合いが違います。もちろん『老害』でもありません。

イマドキの『キレる人たち』は、単に感情のコントロールができない情緒不安定な人を指す場合が多いと思います。単に機嫌が悪いからキレたとか、そういう感じです。どちらかというと迷惑極まりない存在です。

『カミナリオヤジ』も瞬間湯沸かし器のようにキレるので迷惑といえば迷惑ですが、ニュアンスとしては怒りの感情をぶちまけている人ではなくて善意の指導をしてくれる人たちなのです。学校の先生や会社の上司も基本的には悪意があってキレているわけではないので善意な人たちです。
(※もちろん本当に迷惑な年功序列や権力を武器に不当な暴力性を示す方もいるのですが……)

 

横並びでも怖い人は怖いです

指導者的側面からある程度は怖くても仕方がない場合もありますが、横並びの関係でも怖い人は怖いですよね。
イジワルな人たちはあきらかに怖い存在ですが、特に何かをして来たわけでもないけれど、怖い人もごく稀にいますよね。不機嫌とは少し違うような。
場合によっては怖い後輩とかもいますよね。もちろん威張っているわけでも反抗的なわけでもないのに。

 

コミュニケーションの話

とにかくどこにでも怖い人っているよね、という話です。ただ、少なくとも現代はコミュニケーションこそが人生を制すると言いきっても過言ではない時代です。

そうすると基本的には怖くない方が良いのかなと私は思います。確かに甘い顔をしていると、何かを勘違いして図に乗る人たちもいますので、そういう場合は恐さを演出する必要性もあるかもしれませんが、最初から最後まで誰かを怖がらせる必要なんてありませんよね。

「怖い」というのは主観ですので、本当は怖がらせようとは思っていないのに自分が勝手に怖いと思い込んでいるだけの場合もあります。同時に、相手が勝手に自分を勘違いして怖い人だと思い込んでしまう場合もあります。

普通に接しているつもりでもなぜか怖がられてしまう人っているのですが、彼らには共通点があります。無駄に怖がられないためにも、一緒に怖がられるポイントを見ていきましょう。

 

怖がられポイントって一体……!?

○表情が怖い

顔に関しては生まれ持っての性質もあるので微妙です。でも、顔の影響力はとても大きいです。だからこそ「笑顔は大事だよ」なんて言われているのです。

目が悪い人だと眉間にしわが寄っているので、それだけで睨みつけているように誤解されてしまいます。だから眼鏡やコンタクトは視力回復だけが目的ではないのです。