寝言、覚えていますか?~知らないうちに喋っている私~

楽しい夢を見るのと、ぐっすりと夢を見ないで寝るのと、どちらが健康に良いのかはわかりませんが、可能な限り悪夢は見たくありませんし、叫びたくも無いですよね。

3.ひたすら謝る……

これは自分でもかなり不気味なのですが、どうやら時々「ごめんなさい……」「すみませんでした……」「申し訳ございません……」と言っているようです。
このパターンの時と他の寝言の時とは明確な違いがあります。
こちらのパターンの時は、「ムニョムニョ……」に近く、はっきりとした口調では無いようです。
そして、「どうしたの?」と聞かれても返事をしたり、会話がつながったりすることはありません。
夢を見ていた記憶もないし、同じ部屋で寝ている人が心配して話しかけても返事をしないようなので、誰に何に対して謝っているのかはさっぱりわかりません。

ひとつ言えることは、謝罪しているわけですから楽しい夢を見ているわけではないだろうということです。
だから、そういう時は、一旦起こして貰っています。
悪夢にうなされているとしたら疲れが残ってしまいますからね。

起こして貰うと目が覚めてしまって今度は眠れなくなってしまうのではないかというと特にそういうことはありません。
眠気は残っているので、また直ぐに眠れます。
その後すぐにまた謝りだしたりは今のところしていないようです。

具体的に思い当たる節はないけれど、謝る率が高いのは仕事だと思うので、たぶん仕事のストレスだな……と思ってます。
潜在意識がきっと私に何かを伝えようとしているのでしょう。
改善の余地アリですね。

 

夜叫症

これは私の事例ではありませんが、時々夜中に叫ぶ人もいるようです。
俗に言う『夜叫症』というものです。
堅苦しく言うと『睡眠時驚愕症』と言います。

夜叫症は主に子供に起こりやすく、成長と共に消えて行くと言われています。
しかし、時々、大人でも寝ている時に、急に叫ぶ人もいます。
以前、参考までにお医者さんに聞いてみたことがありますが「そんなの、聞いたことがない……」と言われました。
私も調べてみたのですが、やはりレアケースらしく、原因不明、対処不明です。

ただ、私は医療従事者ではないので何とも言えませんが、ストレスの影響は大きいのではないかと思っています。
潜在意識は未だ謎のヴェールに包まれた領域です。
特に睡眠中は潜在意識がメインに活動する時間帯だと思うので、なおさらです。
日々の疲れやストレス、あるいはトラウマ体験(特に恐怖体験?)が、知らず知らずに夜中に漏れ出しているのかもしれません。

可能な限りストレスは溜めない方が良いです。
自分の叫び声で目が覚める場合もあると思いますし、同じ部屋の人が気付いて教えてくれる場合もあると思います。
どちらにしても自分が夜中に叫んでいるとわかった時点で、軽く考えず、一度自分自身の日常を振り返ってみると良いかもしれません。
場合によってはカウンセリングを受けてみるのも良いかもしれません。

 

快適な睡眠

楽しい夢を見るのと、ぐっすりと夢を見ないで寝るのと、どちらが健康に良いのかはわかりませんが、可能な限り悪夢は見たくありませんし、叫びたくも無いですよね。

小さな事かもしれませんが、眠る前は交感神経が高まるような刺激的なことはせずに、徐々に睡眠モードにフェードインしていく習慣を身につけるのがいちばんかなと思います。

どうか、みなさんが、快適な睡眠を出来ますように。

 

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