都市伝説? 春は変な人が多いの?
~どうせなら春はカッコよく行こう!~

なんだかんだで春はチャンスです。 ですので、自分や大切な仲間の心身を案じながらも、良い方向に遠慮なく変身してみましょう。
都市伝説? 春は変な人が多いの?<br>~どうせなら春はカッコよく行こう!~

『木の目時』って何だろう?

春になると変な人がチラホラと出て来ると言われています。
都市伝説なのかどうなのかは不明ですが、これは昔から言われていますよね。

「待ちに待った春が遂にやって来た! 嬉しくて舞い上がっちゃうね!」という感じで少々ハジけて変な人と思われるくらいなら良いのですが、残念ながらそうではありません。
どちらかといえばネガティヴな変な人の意味です。

『木の目時』という言葉を聞いた事がありますか。
昔の人、あるいは漢方に詳しい人が使う言葉で、春のことです。
「キノメドキ」ではなく「コノメドキ」と読みます。

ちなみにこの言葉は単に春の別称でありません。
春の特に心身の不調になりやすい時期を指すようです。
植物がニョロっと芽を出す季節は特に健康には注意した方が良いと思っていたようです。

童謡で『は~るよこい~♪』なんて楽しく歌っていますが、その一方ではこのような『木の目時』のようなダークな側面も現実として存在しているわけです。

確かに言われてみると、最近、私の周囲でも心身の不調を訴える人が多い気がします。
単なる都市伝説と思うのも良いですが、「そういうこともあるんだね……」くらいで構いませんので頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。

 

春は病、肝に在り、頭に在り?

続いて漢方の世界では「春は病、肝に至り、頭に在り」という言葉があります。
春は体中にエネルギーを行きわたらせる季節なのだそうです。
冬にたまった毒素を出して元気になってくれればありがたいですが、その作用が順調に進まないとメンタルもやられてしまうのです。
特に春は花見と称した飲み会やら、歓迎会やら肝機能を低下させる外的要因も多いので、気をつけて欲しいところです。

確かに春は暑いのか寒いのかわからないような日が続いたり、衣替え一つにしても大変な季節です。
場合によっては何故か雪が降ったりということもありますものね。
そういう日が続くと、さすがにストレスがたまってしまいます。
身体もどうして良いかわかりませんし、時期的に心もついていけません。

特にファッション系のお店の店員さんは大変だなって思います。
常に季節を先取りしたファッションをしなければなりません。
お店の中は流石にエアコンがありますが、出勤時や退勤時はドア・トゥ・ドアで暑かったり、寒かったり大変です。
逆にいうと、そういう人に相談すれば、春を元気に過ごす裏ワザを教えてくれるかもしれません。

こっそり聞いてみると良いかもしれません。
ただし、おしゃべりした後でちゃんと商品を買ってあげて下さいね。
そうじゃないと、それこそ「今日、変なお客さんが来て……」と申し送りされてしまいますからね(←わらうところ)

 

環境の変化も大変だ!

温度の寒暖だけでなく、春は新しいスタートの季節でもあります。
学校や職場も新しいスタートの時期です。
今までのループから抜け出せるチャンスでもあるのでワクワクする季節でもあり、今までのルーティーンでは通用しなくなる季節でもあり、とにかく刺激的な季節です。
体調管理も大事ですが、同時に頭や心の切り替えも気をつけなければなりません。

もちろん脅すつもりはありません。
春はやはり素晴らしいです。
冬に消えていた動植物たちが元気に出て来てイキイキする季節です。
人間も同じです。
寒さから解放されれば、どんどん外に出られますし、新しい出会いのチャンスもあります。
それなりに忙しくてバタバタしてしまっても、それが血となり肉となるかもしれません。

ただし、無理は禁物です。
心身に不調を感じたら「気のせいかな?」で済ませないで下さい。
できれば信頼できる誰かに話をしてみて下さい。
やはり不調だと思ったら気合いで乗り切ろうとせずに専門家に相談してみて下さい。

これはやや強めに言っておきますが、メンタルが低下して来ると自己否定に走る人が多いです。
「新年度早々、ダウンして、私はダメな人間なんだ……」「さっそく同期と差がついてしまった。私は無能なんだ……」「あの子は新しい環境でモテモテだけど、私は誰からも相手にされない……私は魅力が無いんだ……」と、とにかく自分を責めます。

他人を必要以上に責めてもいけませんが、自分をどれだけ責めたところで人生は決して好転しません。
それこそ、自分を痛めつけることで喜びを感じる人は別ですが、それ以外の人は、益々凹んでいくだけです。
あまり度が過ぎると、その話を聞かされている人たちもウンザリして遠ざかって行きます。

これがいちばん最悪なパターンです。

もし、身近にこの手の方がいたら「ご自愛くださいね」で片づけるのではなく「なんなら、私が一緒にカウンセリングについて行ってあげようか?」と言ってあげて下さい。

当然、メンタルに限らず体調不良の方に対しても「家まで送ろうか?」「病院ついて行こうか?」と具体的に言ってあげた方が安心感を与えられます。

心身が弱った時に一番欲しいのは、安心感ですからね。

 

悪い方向に変わるのではなく良い方向に!

なんだかんだで春はチャンスです。
ですので、自分や大切な仲間の心身を案じながらも、良い方向に遠慮なく変身してみましょう。
『変な人』ではなく『進化した人』の方がカッコイイです。
小さなことでも良いのです。

いつも朝寝坊の人が、早起きを心掛けるとか、歩きスマホ(タバコ)が習慣な人が、それを止めてみるとか。
今までやりたかったけど、悶々としてやらなかったことを始めてみるとか。
もし、良い習慣をここで身につけられたら一年後には別人になっていると思いますよ。

 

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