物にも賞味期限がある⁉︎ 物は手放す前にとことん使おう!

物にも魂があります。きっと、アナタが使ってくれることで、アナタのもとにやってきた物たちも喜んでくれるはず。手放す前に、大いに活用してみてはいかがでしょうか。

心が惹かれない物は使いたくない⁉︎

ここ数年、断捨離が流行った影響か、リサイクルショップが増えたように感じます。

自分にとって本当に必要な物が何かを自問自答し、心がときめかなくなった物は手放すという方法で、使える物でも『不用品』と見なして処分する人が増えたことも理由の一つではないかと思います。

片づけをすることで、部屋がスッキリするだけでなく頭もスッキリするので、自分のすべきことや新たな可能性を見いだしやすくなります。また、手放すことで『新しいもの』を引き寄せやすくなるのも確かです。ただ、今の自分には合わなくなったからと、あっさり手放せるかというと、それは人によると思います。

リサイクルショップに行くと、意外に新品の物が多いです。例えば、貰ったけど好みが合わなかったなどの理由で手放したのではないかというようなタオルのセットや石鹸の詰め合わせなんか、けっこう売っていますよね。どうせ気に入らないのなら、存分に使ってしまえば良いのにと思わずにはいられません。心が惹かれない物しか使いたくないからなのでしょうか。

 

貰い物は遠慮なく使う!

貰い物の場合、親しい人からのプレゼントかもしれませんし、お店のサービスで無料配布していたノベルティグッズだったかもしれません。プレゼントだからといって、アナタの心がときめく物じゃないこともあります。ノベルティも本当に欲しくて受け取ったのではなく、何となくノリで受け取った物かもしれません。

その時はプレゼントを貰ったとこと対する嬉しさや、無料で貰ったというお得感で、きっと心躍っていたはずです。
しかし、時が経つにつれ、その喜びや感動が薄れて、『手放す』という結果に繋がってしまうのかもしれません。

喜びや感動が消えても、その物自体には『使える』という価値が残っています。そう感じるからこそ、捨てるのが心惜しくてリサイクルショップを活用するのではと思います。
けれども、そこで手放すより、自分でとことん使ってしまうというのもありだと思うのです。
せっかく何かしらの理由があって、自分の物になったのですから。

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物に対する感情は日々変化する

時々、こういう人がいます。貰い物の高級タオルのセットを使うのが勿体ないからと、いつまでもボロボロのタオルを使っているのです。もしくは、わざわざ新しい安価なタオルを買うのです。
挙句の果て、そのタオルはタンスの肥やしになってしまったり、リサイクルショップやバザー行になったりするのです。

もちろん、リサイクルショップに売ることでお金を得ることができますし、バザーに出すのは良いことだと思いますが、ボロボロのタオルで事足りているとは全く思えないのです。
ライナスの毛布のように、その人にとって、かけがえのない物でない限り、新しいタオルに取り換えた方が気分も良いはずですから。

もしかすると、貰った物を大事に思うからこそ、使うのが惜しいということも考えられます。
けれど、人間の感情は日々変化します。好みも変わります。
そのため、大事にしていた物に対して、感情がなくなることもあるのです。

物に対して、愛着や感動、ときめきなどといったポジティブな感情を抱いている時が物を使う『旬』なのです。貰い物の場合は特にそうです。思い入れがなくても、好みの物でなくでも、貰ったことで心躍っていた場合はすぐに使うようにした方が良いのです。

ポジティブな感情が薄れてしまうと、その物はアナタにとって何の価値もなくなってしまいます。
使えれば良いという人も中にはいるかもしれませんが、 片づけをする時に自分の感情で必要かどうかを判断するのであれば、なるべく早い段階で使うようにする方が良いのです。

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使うことで物の価値が高まる

自分のもとにある物は何らかの理由があって、自分のもとにあるのです。
家族が買ってきた物や貰い物もあると思いますが、恐らく自分で選んで買った物がほとんどだと思います。

中には本当に欲しくて買った物ではないこともありえます。例えば、本当に欲しい物が見つからなかったから妥協して買ったとか、安い方を選んだとか、色々考えられます。

しかし、自分が選んだ以上、心惹かれないとか、心がときめかないとか、そんな理由で手放すのはどうかと思うのです。もちろん、心が惹かれない、ときめかない物は手放すという考えの根底には、手に入れる時にきちんと考えて手に入れるようにしようということも含まれているはずです。

物が簡単に手に入る時代だからこそ、自分が選んで買う時はもちろんですが、何らかの形で手に入れた物はアナタにとって必要な物のはず、使う旬の時期を逃さず、大いに活用するようにしましょう。

手に入れた直後に、どうしても手放したいという場合はそれで良いと思います。
あくまでも、手に入れて時間が経つと、心惹かれた物でも気持ちが変わって不要になることがあるので、それを極力防ぐようにした方が良いということです。

何らかのご縁があって、アナタのもとにやってきた物たち。
物にも魂があります。きっと、アナタが使ってくれることで、アナタのもとにやってきた物たちも喜んでくれるはず。手放す前に、大いに活用してみてはいかがでしょうか。

 

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