食欲の秋を満喫したい人、必見!麦ごはんで我慢しないでダイエット!

麦ごはんはシンプルではありますが、続けることで効果が期待できますので、楽しくお料理しながら、気長に続けてみて下さいね!

『食欲の秋』到来!

秋ですね。秋と言えば、何といっても『食欲の秋』!
美味しいものをたくさん食べたい! 旬の味覚を堪能したい!
ハロウィンもあるからか、美味しそうなスイーツも店にたくさん並んでいます。

でも、楽しみたい気分とは裏腹に、頭の片隅でいつも気にしてしまうのがダイエット。
夏太りしてしまったとか、これから涼しくなったり、寒くなったりして代謝が悪くなったらどうしようとか、これから来るクリスマスやお正月も誘惑が多くて太りやすいしとか、色々不安が過って来そうです。

でも、そんなこと考えていたら何も楽しめません。
もちろん、極端に食べ過ぎたり、飲みすぎたりするのは身体に毒ですが、気にしすぎも良くありません。
楽しく家族や友人同士、恋人同士で食事している時、ダイエットを気にして自分だけ我慢するとか、食べない訳にはいきませんし、そんなことしたら場の空気を壊す可能性もあります。
何より、自分自身が辛く、悲しくなってしまいますよね。

そうならないために、普段の食生活を工夫したり、適度な運動をしたりして、太りにくい体質に改善することが大切なのです。
今回はダイエットに効果的な麦ごはんについてお話します。

365968727

 

麦について

麦ごはんについて勉強する前に、『麦』について、簡単にお話します。
麦には様々な種類があり、小麦、大麦、ライ麦、燕麦(えんばく)などがあります。
全てイネ科に属する植物ですが、それぞれ用途が違います。

小麦はよく聞きますよね。小麦粉ってお好み焼きとか、フライとかに使いますし、お料理をする時によく使われます。パンやパスタ、うどんを作る時にも使われるので、小麦を主食にする国が多いですね。
大麦はビールや焼酎の原料として使われていますし、夏によく飲んでいた麦茶や今回ご紹介する麦ごはんに使われています。

小麦と大麦、特に実の大きさに違いはありませんが、その用途は全く違います。
どちらにも、たんぱく質が多く含まれていますが、小麦のたんぱく質であるグルテンは粘りがあるので、パン作りに適しています。
一方、大麦のたんぱく質であるホルデインは粘りが無いので、パンにすると膨れません。
ふっくらしたパンを作るのに必要なグルテンが含まれているのは小麦なのです。

そして、今回の主役・麦ごはんを大麦ではなく、小麦で作るとどうなるでしょうか。
小麦は大麦ほど吸水率が良くないため、小麦ごはんはパサパサになってしまいます。
小麦は麦ごはんには向かないのです。

最後に、ライ麦と燕麦について、簡単にお話します。
ライ麦は小麦粉の代用で使われ、パンやお菓子作りをする際に使われます。
ほんのり香るライ麦の香りと、独特な食感が楽しめるライ麦パンが有名です。

燕麦(えんばく)は、オーツ麦やからす麦とも呼ばれています。
グラノーラやオートミールなどに加工されている穀物の一つです。

このように、麦と言っても様々な種類があります。
普段、お料理する時に小麦以外を使うことは殆どなさそうですが、加工品などで食べることが多いので、簡単ではありますが、覚えておくと良いかもしれませんね。