紫外線アレルギーに気をつけて!~春から始める紫外線対策~

曇っていて日差しが強くなくても、紫外線の量はさほど変わりません。 曇りの日も紫外線対策を忘れずにしてくださいね。

ポカポカ陽気で元気に!

すっかり春らしくなりましたね。お花見に行ったという方も多いかもしれません。
ポカポカ暖かい春の陽気って、とても気持ちが良いですよね。

太陽の光を浴びると元気になる気がします。
いいえ、なる気がするのではなく、なるのです!
太陽の光を浴びることでセロトニン(ハッピーホルモン)が増えるだけでなく、体内時計を整えてくれるからです。
そうすることで、身体だけでなく心の健康にも繋がっていきます。

 

紫外線対策は春から!

日光はとてもありがたいものですが、紫外線が気になりますよね。
「まだ、そんなに紫外線は強くないから大丈夫じゃない!?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、1年を通して紫外線の量が増え始めるのは、なんと3月からなのです。
そして、5月から8月にピークを迎えるのです。
そう、日焼けは夏だけでなく、春先から始まり蓄積するのです。
「夏に比べて日差しもキツくないから大丈夫!」なんて言っていると、知らない内にたくさんの紫外線を浴びることになってしまいます。

 

紫外線アレルギーとは

紫外線を浴びすぎると、湿疹が出たり炎症を起こしたりすることがあります。
肌が露出している部分(首や手の甲、腕など)に知らぬ間にプツプツと謎の湿疹ができて痒くなったこと、ありませんか!?
その症状、もしかすると紫外線アレルギーかもしれません。

紫外線アレルギーは『紫外線を浴びた時、紫外線を浴びた部分』に症状が現れます。
衣服で覆われている部分にはほとんど症状は現れないです。
『紫外線を浴びた時、紫外線を浴びた部分』に症状が現れた場合、紫外線アレルギーの可能性が高いです。
薄着の季節になると、首や手の甲、腕などが露出する場合が増えるので、そこに紫外線が当たると湿疹ができたり、腫れたりすることがあります。
ひどい場合、水ぶくれになったり、眼の充血や腫れ、頭痛や吐き気がしたりすることもあるようです。

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紫外線アレルギーの原因

紫外線アレルギーの原因は様々で、生まれつきの場合もありますし、花粉症のように急に症状が現れる場合もあります。
薬や湿布が紫外線と反応して、紫外線アレルギーになる場合もあります。

女性の場合、化粧品や日焼け止めを使う際、これらに紫外線吸収剤が含まれていると紫外線に反応して、紫外線アレルギーが起きる場合があります。
紫外線吸収剤とは、文字通り、紫外線を吸収することで肌への紫外線を減らす成分です。
自分の中に紫外線を取り込んで化学反応を起こさせる際、熱を放出するものもあります。
肌に感じるレベルの熱ではありませんが、この熱や、起きた化学反応そのもの、そして化学反応で変化してしまった物質が肌に刺激になる場合があります。
UV効果が高く、サラサラして汗にも強いのですが、肌が敏感な方が使うと肌荒れや紫外線アレルギーの原因になる恐れがあります。

また、ストレスや冷え性も紫外線アレルギーの原因として考えられると言われています。
暖かくなってくると、知らぬ間に身体を冷やしてしまいがちです。
冷たい飲み物を控えたり、エアコンで身体を冷やしたりしないよう、注意しましょう。
ストレスにも気をつけてくださいね。

 

紫外線アレルギー対策

紫外線アレルギーの原因として考えられることをいくつか話しましたが、やはり紫外線を浴びすぎないよう気をつけることが最も大切です。
外出の際、日傘をさしたり、帽子をかぶったりして紫外線を直接浴びないようにしましょう。

首元にも気をつけてください。
知らぬ間に首の後ろ側にプツプツ湿疹ができることもあります。
ストールを巻いたり、衣服で覆ったりして、紫外線から守ってあげましょう。

また、紫外線の多い時間帯の外出を控え、日なたより日陰の多い道を選ぶようにしましょう。
曇っていて日差しが強くなくても、紫外線の量はさほど変わりません。
曇りの日も紫外線対策を忘れずにしてくださいね。

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春爛漫! もっと輝いて!

春爛漫という言葉があります。
光に満ち溢れ、春の花が咲き乱れる様子を言います。
今回はちょっぴり怖い紫外線アレルギーのお話でしたが、きちんと対策すれば心配ありません。
そして、紫外線対策も大切ですが、やはり何事も日頃の生活習慣や食習慣も影響してきます。
身体に気をつけて楽しい春をお過ごしくださいね。
あなたがもっと笑顔で輝けますように!

 

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