あなたの香りは大丈夫!?~柔軟剤の使い過ぎに注意!~

自分の臭いって、よく分からないものです。 自分の周りの臭いって、慣れて嗅覚が麻痺してしまい、気付きにくいものです。

最近では、男性よりも女性の方が、知らぬ間に加害者になってしまうケース増えているそうです。
女性の場合、清潔にしようと努力するあまり、柔軟剤を使いすぎたり、香水を付けすぎたりする傾向が多いのですが、これがスメハラにつながることもあり得ます。

何事も『適量』が大切です。
せっかく好きで使っているものなのに、それが知らぬ間に周りの人に迷惑をかけているとしたら、これ以上に悲しいことはありませんよね。

「クサイ」は、人によって違いますので、あまり気にしすぎるのも良くありませんが、ある程度、周りへの配慮は必要です。
柔軟剤や香水、化粧品の香料などといった香りの場合、自分自身で感じている香りより、他の人には10倍は香っていると思っていて間違いはないと言われています。
自分の好きな香りだからと言って、過度に使いすぎることがないように気を付けてくださいね。

 

優しい香りの柔軟剤の作り方

市販の柔軟剤だと香りが強すぎると感じる、または周囲に香り過ぎてないか気になるという方には手作り柔軟剤がおススメです。
作り方は簡単です。
クエン酸 (大さじ2)とグリセリン(大さじ1.5)をよく混ぜます。
そして、お好みのアロマオイル(10~15滴)と水(100ml)を加えて混ぜたら完成です。
使用料の目安は5.0Lの場合で30ml位です。
すすぎが終わった時に入れてください。

全自動洗濯機の場合、柔軟剤を自動的に入れるためのトレーなどに入れてお使いください。
ただし、グリセリンが多いと投入口が固まることがあるので、心配な方は手動で直接お水に入れてください。

天然のアロマオイルを使用しているため、保存は常温で1週間ほどが目安です。
アロマオイルはお好みでOKですが、柑橘系のアロマオイル(レモン、グレープフルーツ、オレンジなど)は衣類に色がつく可能性があるので避けてください。
また、投薬中の方や妊娠中の方はかかりつけ医師にご相談のうえ、アロマオイルをご利用ください。

 

柔軟剤を入れるベストタイミング

参考までに、柔軟剤を洗濯機に入れるタイミングがとても大切だと言われています。
最近は全自動洗濯機に専用のトレーなどがあり、自動的にタイミングよく入れてくれるようですが、手動で入れる場合はタイミングが大切です。

ポイントは、「すすぎの水がきれいになってから」洗濯機に入れるのがベストです。
すすぎの最初は、まだ洗剤の成分が衣類や残り水に付着している状態なので、この時点で柔軟剤を入れてしまうと、残った洗浄成分が柔軟成分と打ち消し合ってしまうのです。

すすぎ2回の場合、2回目のすすぎの際に柔軟剤を入れてください。
すすぎ1回でも特に問題はありません。
すすぎ1回の場合はお水がきれいになってから柔軟剤を入れてください。

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何事も思いやりが大切!

何事もそうですが、周りへの配慮ってとても大切です。
香りに限った事ではありませんが、自分が良かれと思ってやっている事が良く思われない事だってあり得ます。
良かれと思ってやってあげた事が、他人にとってお節介になってしまう事だってあるのです。
香りの問題も少し似ています。
もともとは周囲に不快感を与えないために香り付きの柔軟剤を使ったりして清潔感を保とうとしていたはずです。
ただ、良い香りがすることで自己満足感が高まって、それがエスカレートしてしまったがために過度な使い方を知らぬ間にしてしまうのかもしれません。

香りは自分だけでなく人を巻き込むものであるという事を忘れないようにしましょう。
適切な使い方をして、『香り美人』に!
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