気がつけば激痛!? きっちりケアde手荒れ予防!!

健康な肌の維持に必要とされるビタミンやミネラルといった栄養素をたくさん摂るため、新鮮な野菜や果物を摂るように心がけましょう。

寒さは遂に指先にまでやってきた。
ピキッ! という痛みを感じて視線を手に。
指先の皮がわずかに剥けている。
心当たりがない。
家事をしてこのようになるなら、とっくの昔になっているに違いない。極端に汚れた何かを触った記憶もない。
洗剤負けするほどやわな私でもない。ハンドクリームだってまめに塗っている。
抜かりはない、はずだ……。

「ささくれは親不幸」と言われている。私は親不幸なのだろうか。否。そんな筈はない。

若い頃は確かに親に限らず、たくさんの人に迷惑をかけた。これは認めざるを得ない事実だ。だが、今は悔い改め、可能な限りまっとうに生きている。親にもそれなりに貢献している。

では、このささくれは一体なのだと言うのだ。

まさか、フリンジ現象(海外ドラマ風!?)なのか!?

……という長い前置きはさておき、最近ささくれが出来ました。これがまた痛いのなんの。それじゃなくても寒くて手がかじかんでいると言うのに、ささくれまで出来たらたまりません。乾燥していますからね。特にこの季節は。

あなたは手荒れ、していませんか?そんなわけで、今回は冬の天敵、手荒れについて一緒にお勉強して行こうと思います。

 

しもやけ

しもやけは、正式名を凍瘡(とうそう)と言います。
皮膚が赤く腫れたり、痒さを感じたりするのがしもやけの症状です。
血行不良になりやすい、手先、指先、足先などといった末端部分、露出度の高い頬や鼻先、耳たぶ、蒸れやすい足の指、かかとなどにできるのが特徴です。
温かい所では痒くなり、寒い所では痛くなります。

しもやけの原因は、気温の落差と皮膚表面の温度と言われています。寒い冬になると、昼夜の気温差が激しくなるため、特に起こりやすくなります。
また、もともと冷え性体質だという方がしもやけの症状を起こしやすいので、体質や遺伝も少なからず影響しているようです。

外出する時は手袋をしたり、厚手の靴下を履いたり、耳あてをするなどして、出来る限り冷やさないように気を付けて下さい。
ただし、暖かい室内に入ると汗をかきやすいので、汗をかいたら必ず拭きとるようにして下さい。
手足の血行を良くするために、指先をしっかりと揉みほぐすようにマッサージを行うことも効果的です。

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あかぎれ、ひび割れ

あかぎれ、ひび割れは少し症状が似ていますが、大ざっぱに言うと、ひび割れがひどくなった症状があかぎれです。

冬の気温の低下と乾燥によって、肌の角質層の水分や油分が奪われ、肌表面の溝に沿って亀裂が生じて、ひび割れが起こるのです。
ひび割れが更に悪化して、より深い亀裂ができて、真っ赤に腫れた状態があかぎれです。
出血を伴うこともあります。

外出する時は外出する時は手袋で保温し、入浴時はしっかりと手足の先まで温めて下さい。
また、水仕事をする時は手袋をしたり、ハンドクリームを塗ったりしてケアして下さい。