物を手放す事が本当の幸せ!?~捨てる前に改めて考えたいこと~

ここ数年、断捨離が流行っていました。最近ではミニマリストという、最低限の物だけで暮らすという考え方もあるようです。物の価値感は人それぞれ……。では、不要なモノって具体的にはどんなものなのでしょう。

もうすぐクリスマス!再来月は新年!

早いもので、もう12月です。街はクリスマスモード!キラキラ輝くカラフルなイルミネーションや可愛らしいサンタクロースやトナカイなどの飾りで華やいでいますね。そして、あっという間に新年を迎えます。月日が経つのって、本当に早いですね。

クリスマスやお正月って、素敵なイベントではありますが、この年末年始の恒例行事・大掃除を考えると少し憂鬱になってしまうのは私だけでしょうか!?

 

色々な片づけについての考え方

ここ数年、断捨離が流行っていましたね。心がときめく物だけを残すという方法で片づけるのも流行りました。自分にとって本当に必要な物が何かを自問自答しながら、可能な限り不用品を処分してスッキリした部屋で過ごそうという考え方が多くの共感を得ていましたね。

最近ではミニマリストという、最低限の物だけで暮らすという考え方もあるようです。断捨離と同じように自分にとって本当に必要な物が何かを考えるという面は同じなのですが、もっと絞りこんで少ない物で暮らすという考え方です。

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そのため、洋服の数や食器、タオルの数などが最小限だったり、家具がほとんど無かったり、テレビがなかったりなんて事もあるようです。

 

ミニマリストとは

ミニマリストというのは、とにかく極限まで身近なモノを絞って行くそうです。自分にとって必要最低限な大切なモノ(物・者)だけを残して暮らす人を指すようです。

なんだか昔のお坊さんみたいですね。三衣一鉢(さんねいっぱつ)以外は物を持たないと言った具合に。ちなみに三衣一鉢の意味は僧衣3着、托鉢の鉢を1つという意味です。これは想像の域を出ませんが、かなり辛いと思います。

ミニマリストはライフスタイルを指す言葉(だと思われる)ので思想があるかどうかはわかりませんが、生半可な気持ちでは真似できない気もします。

 

ミニマリストは流行っている!?

それはそうと、このミニマリスト。2015年の流行語大賞の候補にあがっているようですね。私はテレビを持っていないので、この言葉を最近まで知りませんでした。モノを持たない生活をしている人を指す言葉なのに、テレビを持っていない私は知らなかった言葉。なんだか不思議な感じがしますね。

そもそも物を持たない人に流行があるとは思えません。流行語になるほど流行っているとして、そのルーツが何処にあるのか気になるところです。テレビがなくてもネットや雑誌でこの言葉がたくさん使われていたと言うかもしれません。でも、ミニマリストにスマホや雑誌が必須アイテムとは思えません。そのように考えると、ミニマリストを流行らせようとした誰かが何処かに潜んでいるのではないかと勘ぐってしまいます。

物を極力持たないように意識しながら暮らしている人は大なり小なり以前から存在したと思います。しかし、本当に流行っているかと言われると少しは警戒した方が良いかもしれません。

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そもそも、三衣一鉢のお坊さん自体が今となっては過去の存在になっています。ボロキレのような布を身につけて修行に励んでいるお坊さんのイメージなんてありませんよね。殆どの場合、キレイな法衣を身につけていますよね。それが修行僧でも何でもない一般人が、そこまで極端ではないにしろ、物を持たない生活を望むのかが疑問です。