気がつけば悪癖! 病的なら依存症? 恐ろしい習慣を見直して!

依存症と診断されたら治療の必要があるわけですが、微妙なラインの方も結構います。依存しやすいモノって確かにたくさんありますよね。特に近年では私たちの生活においてインターネットが、とても重要になっています。とても便利ではあるのですが、このインターネット、ちょっと注意が必要な気がします。
気がつけば悪癖!  病的なら依存症?  恐ろしい習慣を見直して!

 

『依存症』って聞いたことありますか?

『依存症』という言葉があります。気がついたら繰り返していて、止められない症状のことです。それをやらずにはいられない。何度繰り返してもまたやってしまう。気がつけばやってしまう。貪欲なほどに……。

依存症といえば、有名なものであればお酒ですね。最近はお酒を飲まない方も増えてきているのであまり聞かなくなりましたが、お酒が止められなくて、周囲に少しでも「飲み過ぎじゃない?」と指摘されれば、マジ切れして「うるせー!  お前にはカンケーないだろ!  俺は酒が大好きなんだ!  うおぉぉぉっっ!」みたいなことを怒鳴りながら暴れてしまうような人のことを『アル中』と言っていましたよね。

タバコも有名ですよね。これも最近使うかわかりませんが『ヘビースモーカー』という言葉があります。いつでもどこでもタバコを吸っていて、やっぱり指摘すると激怒します。「すみません。小さな子供がいるのでタバコ、控えていただけますか?」とか、「路上喫煙は危ないので歩きタバコは止めて喫煙所を利用してくれませんか?」など言おうものなら、まるで自分の人格を否定されたかの如く怒りが込み上げて怒り出しちゃうとんでもない人も中にはいます。

お酒やタバコのようなものは必ずしも精神的な問題だけではなく、化学物質(アルコールやニコチンなど)の影響力もあると言われています。考えてみれば、化学物質に操られてしまっているという事ですよね。なんだかちょっとしたSFホラーのような怖さも感じます。確かに人格が豹変して急に怒り出したり暴れだされたりしたら気分はホラーですよね。

(注意:お酒やタバコを完全否定しているわけではありません。マナーを守っている方は良いと思います。)

他にも過食などもそうですね。一説によると砂糖にも依存性物質があると言われているそうです。

依存症には診断基準というものがあります。時々、知らなかったという方もいらっしゃるのですが、私たち(医師ではない人たち)が勝手に「あの人、依存症ね……」と診断名を下すことはできませんのでご注意ください。

 

シェイクスピアを彷彿させる重要な問題?

依存症と診断されたら治療の必要があるわけですが、微妙なラインの方も結構います。依存しやすいモノって確かにたくさんありますよね。特に近年では私たちの生活においてインターネットが、とても重要になっています。とても便利ではあるのですが、このインターネット、ちょっと注意が必要な気がします。

SNSをやっていて、時折見かける言葉があります。それは「私、SNSを続けるべきか、止めるべきか、とても悩んでいるんです……」という言葉です。なんだか、「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ!」といったようなシェイクスピアの作品に出て来そうなセリフですよね。特定の誰か、ということではなくて不特定多数で目にするので、ちょっと気になるキーワードです。

確かにSNSはリアルタイムでいろいろな情報が流れてくるので楽しいです。今の時代は「情報を制す者が世界を制す!」みたいなところもあります。そういう意味ではSNSは常に新しい情報が流れてくるので刺激的です。

ただし、そこには注意点があります。自分の頭の中の情報を更新して行くのは確かに重要で楽しいものかもしれません。しかし、情報にも種類があるという事を忘れてはなりません。つまり不要な情報を随時更新しても時間と手間がムダなのです。

必要な情報を得るため、あるいは必要な仲間との交流するために利用している分には問題無いのです。「SNSを止めるべきか?」という言葉が出てくるという事は、少なからず頻度が多いことを本人が自覚しているのではないかと思います。つまり必要以上にSNSをして必要では無い情報に振り回されて時間だけが減って行っているという自覚があるのだと思います。

結論からいえば、「止めるべきか?」と思えた時点で止めるデメリットがないのであれば止めてしまった方が良いです。自分にとって間違いなくメリットが大きいなら、そもそも止めるべきかどうかを自問自答したりしませんからね。

SNSは、たとえば友達申請して承認を貰った人、申請してこちらが承認してあげた人など全員と必ずしも交流しなければならないという事ではありません。律義に『あいさつ回り』をするのは偉いとは思いますが、それは義務ではありません。相手の投稿内容(情報)をすべて把握しておく必要もありません。

もし自分の生活に支障をきたしていると感じているのなら減らすなり止めるなりした方が良いです。

自分にとって重要度が高ければその情報だけ拾えば良いのです。自分好みの投稿をしている人だけ定期的にチェックして、後は暇な時に後回しという具合にすれば時間も大幅に短縮できますし、それこそSNSに依存しなくて済みます。

モノだけではなくて情報にもダンジャリが必要なのです。不要なモノを溜め込み過ぎると、やっぱり精神的に良くないです。「私、もしかしてネット依存?」と思ったら、最近の自分がチェックしているモノを再検討してみてください。そこにムダがあれば、どんどん省いて行けばいいと思います。

それでも、「わかってはいるんですけど……止められなくて……」と自分の意思に反してSNSばかり見てしまって一日が終わってしまう日が続いているとか、そのような問題があればカウンセリングを受けるなど外部の力を借りた対処が必要かもしれません。

「楽しすぎて止められない!」、「孤独に耐えられなくて止められない!」、「気がついたら止められない!」など止められない理由はたくさんあると思います。ただ、それを制御できるなら敢えて止めてみるのもかなり有効です。とりあえず止めてみて害が無ければそれで良いのです。

この手の問題はお薬を処方して貰って解決する問題ではありません。「この薬を飲んだらSNSの興味がなくなった」とか、そんな便利な話はありません。

心があなたに何かシグナルを送っているのかもしれません。何事もハマりすぎて抜け出せなくなってくると自己嫌悪に陥ってしまいますが、その前に「これは、自分の心が何かを伝えようとしているんだ!」と気づいてあげてください。

そして、場合によっては誰かの力を借りて、心の声を聴いてあげてくださいね。

 

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