「いただきます。」の気持ちひとつで健康になれる。その理由。

食事の前に行う「いただきます。」 利益や効率性を優先する現代では、日本人の食が乱れ、体が乱れ、心が乱れていると言われています。 そんな現代でこそ、自然と食に向き合う姿勢をつくり、食材や作り手への感謝が生まれる「いただきます。」の意識が大切です。 その意識からは健康な心が養われ、より良く生きることにつながります。

カナイダです。
僕は理学療法士をしながら記事をカタカタと執筆している人間ですが、最近、感じることがあります。

それは「いただきます。」の気持ちひとつで健康になれる。ということ。
「いただきます。」で生まれる感謝の心が、現代では失われている傾向にあるのです。

 

命を頂く意識はどこに。

「いただきます。」の意味は様々ですが、根本は感謝。
その一言には食材の命を頂くうえでの感謝や、その命を運んできてくれた流れ(人も含む)への感謝が生まれます。
が、その流れがいつの間にか薄くなっているのです。
それはいったいどうしてでしょう。

個々が受けた教育の違いにもありますが、僕達をとりまく環境の変化にも原因があります。
現在の食材を調理し食べる一連の流れは、昔からすると自然でなくなっています。
スーパーなどで売られている食材は既に加工されたものがほとんど。
そのため、既に加工された食材を見た時に、もともとの原型が頭に浮かびにくい人が多いのではないでしょうか。
頭に思い浮かびにくいということはイメージがしにくいということ。
つまりは「ありがとう」と感謝のイメージが届きにくいのです。
それは少し残念ですよね。

 

実際に命を奪うことに向き合う。

もともと食事を行うということは食材を採るところから始まります。

昔は一家に必ずとはいえなくても、近くに鳥小屋や牛舎があり、畑で野菜を育てることもしていました。
そういった経験が普段の生活に自然とありました。
日常の中に命を奪うことが自然とあり、感謝が生まれやすい状態にあったのです。
それとは逆に現代では、スーパーで当然のように肉や魚が並んでいますが、それは本来ならば自分でとって食べるもの。
僕たちが食べるために命を奪うことは通常ありません。

あるベジタリアンの方は昔、「肉を食べたいなら、自分で動物を殺して食べなさい。」と言われたそうで、そのことがきっかけで食を見直すことになったそうです。
何を食べてもいいけれど、自分たちが食べているものに、どのように自分が向き合っているか。どのような流れの中に自分が存在しているかの問いの答えが「野菜しか食べない。」や「肉を食べない。」となったそうです。
良し悪しの話ではなく、何に「気付くか」が大切なのですね。
さらに、「感謝」や「祈り」は心にも体にもいいのです。

 

「感謝」や「祈り」は健康につながる。

僕達の身体には、たくさんの微生物が住んでいますが、その微生物の振る舞いは「感謝」や「祈り」で変わることが最近分かってきました。
つまりは微生物が良い状態になると身体の恒常性も整うわけです。
実際に何かを食べる時に「いただく」そして、感謝。

その流れは健康に良いこと間違いないですよね。

普段から、自分が何に対して「いただきます。」「ありがとう。」と言っているのかに気付ければ、自然と食に向き合う姿勢がつくられ、食材や作り手への感謝が生まれます。
その意識からは健康な心が養われ、より良く生きることにつながります。

以上、「いただきます。」の気持ちひとつで健康になれる。その理由。

カナイダでした。

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