トリニティWEB年末年始大特集!!「初詣のスピリチュアル」No.4 「悩み」を通じて清められ、幸せになる!! 

「気づき・ビジョンと癒し」

東京 高田馬場の「占いヒーリングカフェ×神社 神々の森神社」代表の北澤と申します。新年のイベントである「初詣」や新年の様々なものの価値を深堀りし、「初詣をスピリチュアル・セッションとして捉え直す」新しい試みを行っていきます。

1◆自分を振り返り、ルーツに触れ、清められる
前回、正月には「自分の祖先が帰ってくる」「ルーツに触れる」と昔の人は考えていたこと、そして、それは自分を清めたときに現れてくるビジョンのことだ、ということについて書きました。

数年前の経験をお話しします。私は何かやらなくてはいけないことがある時に、「時間がほしいなと思う癖がありました。なぜかこの思いが沸きあがってくるときには、ひどいあせりを感じることが多いのです。心を落ち着けて、前回の特集で少しお話しした、「神事占」で、このあせりへの感覚を深めていきました。

2◆悩みや気になることの意味
悩み」「気になること」というのは、ふいに現れ、心に重くのしかかってくるものです。しかし、こうしたことは全て、「意図があって与えられている」ものだと今ははっきりと分かります。悩みや気になることにしっかりと向かい合うことを通じ、私たちは心を清め、気づき、ビジョンを見、成長することができます。そうした機会を、私たちは、意図を持って与えられているのです。

年末年始に、「今年の振り返りをしたい」と思うことは誰でもありますが、これなどはまさに、「気になること」です。しっかりと向き合ったとき、心にストンと落ち着く感覚とともに、様々な気づきが与えられます。

3◆気づき・ビジョンと癒し
時間がほしいと思うときに感じる、「心のあせり」について、神事占で感覚を深めたとき、なぜこのあせりの感覚があるのか、そして、そのことについて今なぜ神事占で問おうと思ったのか、ビジョンが浮かんできました。私は母親に育てられたのですが、母親は今考えると非常に教育熱心でした。小さいころの私は、母親を喜ばせたい一心で、彼女から与えられた勉強をしていたようです。

ビジョンは次のようなものです。おそらく小学生になったばかりのころ、その日私は空想にふけっていて、勉強をしていないことにはっと気づいたようです。しかし、その後すぐに来た母親は、全く怒らず、興味もないようでした。そこで、小さかった私は、「母親は、自分に関心がないんだ」と強く傷つき、「激しいあせりや恐怖を感じるほどに、母親が怒ってくれれば、母親は自分に興味を持っていることが分かるのに。」と感じたようなのです。

このビジョンを見て、私は自分の心を理解しました。その時の勉強のような「やらなくてはならないこと」が目の前に現れたとき、あせりや恐怖の感覚を味わうことによって、自分は母親に興味を持たれているんだ、と心の奥底で確認していたようなのです。

このビジョンが湧いてきた時、不思議にも、私以外の、「あせって恐怖を覚えている人」のイメージが複数、湧き上がってきました。それは、現代のものではない服装の人がいることもかすかに見えました。もしかすると、それは「過去世」や、「自分の先祖」だったのかもしれません。そして、そうした方々の魂と繋がって私というものがあることを感じ、たくさんの魂への感謝の感覚が湧き上がりました。

小さかった自分も含めて、それらの魂へ、「大丈夫だよ」、という癒しの言葉と、本当にありがとう、という言葉がわきあがってきました。

(次回へ続く・次回は「本当の初詣」についてまとめです)