トリニティWEB年末年始大特集!!「初詣のスピリチュアル」No.3自分を振り返り、ルーツに触れ、幸せになる!!

初詣の深い意味。「祓い清める」ことと、「感謝」

東京 高田馬場の「占いヒーリングカフェ×神社 神々の森神社」代表の北澤と申します。新年のイベントである「初詣」や新年の様々なものの価値を深堀りし、「初詣をスピリチュアル・セッションとして捉え直す」新しい試みを行っていきます。

1◆「初詣」の価値
前回、驚くべきことが明らかになったと思います。現在の初詣のイメージ、「大晦日に除夜の鐘を鳴らし」「元旦や正月三が日に大きな神社仏閣へお参りする」という初詣は、実は非常に「新しい」ものであること。
大晦日や、もっと前から神社にこもり、身を浄め、年始に至るまで神前に祈り続ける「年籠り」という初詣の仕方が一般的であったこと。
今日は、私たちの魂に刻み付けられている「年籠り」における祈りがどのようなものであったのかを見ていきます。

2◆「祓い清める」ことと、「感謝」
正月というのは特別なものです。何が特別なのでしょうか?宗教学の研究によれば、近代以前の私たちの祖先にとって、年末年始とは、「年の始まり」であるとともに、「時の始まり」でもある神聖な時間でした。年の始まりは、原初において世界と私たちを創った神々が、再び大いなる働きをし、世界を新しくする時でした。

さらに重要なポイントとして、そうした特別な時間に、「祖先の精霊」が再び帰ってきて、我々と共に過ごすと言われています。たとえば正月の「鏡餅」は、こうして帰ってきた祖先の魂を宿らせるものであると言われています。初詣について書かれた昔の文献には、「祖先が帰ってくる」、「自分のルーツに触れる」というイメージは必ず見られます。

「ルーツに触れる」というのは何を表しているのでしょうか。
私は自分の経験から、「心の癖」や「溜まっている心の中の思い」が清められるときに自然に起こってくる、「幼いころのビジョン」「もっと過去の記憶やビジョン」を見る経験を表しているのではないかと感じています。自分の心が清められた時、その時に、過去の記憶や、もっと古い記憶のよみがえりは自然に起こってきます。その時に、深い感謝と、清められた感覚を感じることができます。そして、これが「年籠り」で私たちの祖先が行っていたことだと感じています。

3◆自分を振り返り、心を清めること
私の体験をお話しましょう。「神々の森神社」でセッションで使っている占いで、神事占という技法があります。これは自分の悩みや心のモヤモヤが、「なぜ与えられているのか」、その理由について、カードなどで示しを頂き、それを読み込んでいくものです。これは数年前、私自身が神事占で、悩みが清められ、ルーツが深くよみがえった経験です。

私は何かやらなくてはいけないことがある時に、「時間がほしいな」と思う癖がありました。平静な心でそう思うならば問題ないのですが、なぜかこの思いが沸きあがってくるときには、ひどいあせりを感じることがありました。なぜなのだろうと思っていました。心を落ち着けて、この心のあせりが与えられた理由について、神事占で感覚を深めていきました。(次の回に続く)

※今回の特集では、「神事占」自体の内容については詳しく書くことはしない予定です。興味がある方は、リンク先の「神々の森神社」サイトや、ブログの内容を参照して下さい。

 

神々の森神社 では年末年始に「本当の初詣」イベントを行います。

説明ページ  http://kamigaminomori.com/306
神々の森神社ホームページ  http://kamigaminomori.com/