行動するのが怖い、SNSで表現するのが怖い人のその理由と対処法

『大丈夫! 大丈夫!』 『とにかく行動!』 と、自分を励ましていても、恐怖や不安の根本原因は改善されていないので その無理な行動や思考は、自分を追い込んでかえって苦しくなるだけです。

あなたは人が怖いですか?
やたらとビクビクしてしまうことがありますか?

ブログやフェイスブックなどのSNSで自由に自分を表現したいのに誰に見られるか分からないSNSに投稿するのが怖いと思ってしまいますか?

 

【恐怖心には理由がある】

人が怖い。
失敗することを極端に恐れている。
権威のある人、威圧感がある人が怖い。

人の評価が気になる。
誰かに非難されたり、笑われたらと心配になる。

こんな感情には、原因があるのです。
あなたのせいではありません。

その恐怖感を手放したら、人生はとっても自由に楽になります。

 

【たくさんのご相談の悩みの80%は、人間関係です】

・自分と彼氏
・自分と夫

・自分と子供
・自分と親
・自分と上司
・自分と同僚

・自分と部下
・自分と友達

などなど……。

自分と自分以外の誰か
とのことについて、みんな悩んでいます

 

【あなたには、心当たりはありませんか?】

●相手に嫌われそうで、本当の気持ちを伝えられない
●相手が怒るのが怖くて本音を言えずに我慢する
●馬鹿にされるのが怖くて本心を言えない
●だから、ブログに本心を書けない
●人から頼まれたらイヤと言えない、断れない
●困っているのに、人に頼れない甘えられない
●相手の期待に応えられなかったら、と不安になる
●集団の中で一人ぼっちになるのが怖い
●一人の異性と長い付き合いができない
●いつも不倫ばかりしている、独身を人を好きになれない

などなどなどなど……。

 

【ともかく行動してみる! ともかくポジティブシンキング! は逆効果】

自分でも理由が分からない、その恐怖感を持ったまま、不安な気持ちのまま
がんばって行動したり、無理に自分の気持ちをコントロールしたりして
『大丈夫! 大丈夫!』
『とにかく行動!』
と、自分を励ましていても、恐怖や不安の根本原因は改善されていないので
その無理な行動や思考は、自分を追い込んでかえって苦しくなるだけです。

 

【恐怖や不安の原因は過去の経験にある】

恐怖や不安の原因は、多くの場合、過去の経験にあります。
そして、その多くは幼少期の母親(養育者)との関係が大きく影響しています。

幼少期に、母親との間で自分の存在を否定してしまうような経験をしていると
・自分は存在しない方がお母さんは幸せなのではないか
・お母さんを喜ばせられない自分はいらない人間だ
・お母さんに見捨てられたら生きていけない
というような様々な思い込みが、心の深いところに刷り込まれる可能性があります。

それは、大事件でなくても、大人にとっては些細なことでも、子供の心には大きく影響することがあるのです。

 

【子供はお母さんがすべて】

子供にとって、お母さんはすべてです。
それはそうですよね?
子供にとって、母親は自分の製造元で、母親がおっぱいを与えてくれて、
おむつを換えてくれて、お世話をしてくれるから生きていられる。
もし、お世話をしてくれなかったら赤ちゃんはあっという間に死んでしまいます。
つまり、子供にとって母親に愛されることは生きることに直結しています。

お母さんに愛される=自分は生きていていい
お母さんに愛されない=死んでしまう

という感覚なのです。

 

【自分の存在を母親に認められなかった=死んでしまうぐらいの恐怖】

母親には、そんなつもりはまったくなくても
幼少期の経験によって、自分を否定していたり、自分の存在を認められないという人が、実は、たくさんいて
そういう記憶がまったくないのに、実は経験していたという人もたくさんいて
そういう経験をした人の多くが

『人が怖い』のです。

子供にとっては
自分の存在を母親に認められなかった=死んでしまうぐらいの恐怖
なのです。

 

【では、その恐怖心を手放す方法は?】

つまり、今、どんなに大きな恐怖心があっても、それらはすべて『過去の記憶』です。
たった今のあなたの身に起きている事実ではない。
すべて過去の記憶です。

だから、過去の記憶を書き換えるのです。

インナーチャイルドワークをご存知ですか?
それは、心理学のセラピーに使われるワークのひとつです。

 

【脳内の記憶をインストールし直す、インナーチャイルドワーク】

今日は簡単な方法をご紹介します。

クッションや抱き枕、ぬいぐるみなどを準備します。
椅子や座布団を一組、準備して向かい合わせに置きます。
片方に自分が座ります。
目の前の椅子や座布団にそのクッションやぬいぐるみなどを、座らせます。
そのクッションやぬいぐるみなどを、幼少期(4~6歳ぐらい)の自分だと想像していきます。
このとき注意すべきことは、『想像でいい』 ということです。

そして、その幼少期の自分になった、そのクッションやぬいぐるみを抱っこしてください。
撫でたり抱きしめたり、お話をしたり、一緒に遊んだりしてください。
幼少期の自分を可愛がってください。

繰り返しますが、あくまでも想像でいいのですよ。

抱っこして、小さい自分と大人の自分が一緒に気持ちよくなってください。

これを繰り返していくと
『自分は自分でいいんだ!』という、自己肯定感が生まれてきます。
その感覚が強まってくると、人が怖くなくなって
『私は私! 人は人!』という感覚が芽生えます。

お試しくださいね。

次回はインナーチャイルドワークが、なぜ効果的なのか?
ワークをすることで、心の中で、脳内で何が起きているのか? を詳しく解説します。