占い師リルの愛され自己啓発
~理解すべき彼のプライド

恋愛中の悩み……。思わず「今は彼に負担をかけるべきではない」ということが一番に頭に浮かぶのかもしれません。しかし、このときに彼の【男性としてのプライド】を無視すると、思わぬ展開になりかねないのです……。

Trinity読者の皆様、こんにちは。女性専用占いサロンfem代表のリルです。

「彼が失業してから2人の間はギクシャク……。お互いの思いやりもすれ違い、どこか溝が出来てきているようで不安です」

このようなご相談は実は多く、パートナーが精神的に弱っているときには何かギクシャクした空気が生まれやすいところがあるようです。
多くの場合、弱っているパートナーに対して気を使いすぎ、ひどいときには腫れ物に触るような向き合い方になってしまったり、相手に対して遠慮しすぎるあまり距離を作る……というような状況になってしまうのです。
弱っているパートナーを追い詰めたくない、パートナーを支えたいと考えたとき、思わず「今は彼に負担をかけるべきではない」ということが一番に頭に浮かぶのかもしれません。
しかし、このときに彼の【男性としてのプライド】の部分を無視して考えては思わぬ溝を作ることになります。

男性としてのプライドとは

男性としてのプライド……とは、「大切な女性を幸せにしている」という彼の中の自信です。
彼と一緒にいるとき、あなたが幸せそうにしているほど、彼は男性としての自信に満ち、幸せを感じるのです。
彼に負担をかけないよう、彼を頼らずに何でも自分で頑張っていると、それはあなた自身が苦しいだけではなく、彼の自信もどんどん無くなっていき、徐々にあなたには何もしてくれようとしなくなります。

何事にも最初が肝心

これは最初が肝心でもあるので気をつけておきましょう。
たとえば、ある女性はデートの帰りは必ず彼に送ってもらっていましたが、彼が失業し職探しを始めたとき、彼女は送り迎えを断るようになりました。
彼にガソリン代などの負担をかけることも心配でしたし、出来るだけ世話をかけないように……と遠慮したのです。
最初のうち何度かは「今日は送っていくよ。」と言ってくれていた彼でしたが、少しずつ白けた表情になり、デートの間もあまり笑顔を見せなくなりました。

相手を振り向かせるには

途方にくれた彼女に「もっと彼を頼って、楽しそうな顔で一緒にいないと駄目だよ。」と告げると、「いつも感謝の気持ちは彼に伝えていましたが、確かに楽しそうにはしていなかったな……」と振り返り、それからは彼と一緒に過ごすとき、「この荷物を持ってくれる?」だとか、ペットボトルを差し出して「蓋を開けてくれる?」などの小さなお願いごとをして頼ってみることにしたそうです。
無気力で自分からは何もしてくれなくなっていた彼ですが、そんなことを繰り返し、「あなたといると楽しい。」ということをしっかりと伝えていると、ある日久しぶりに「送っていこうか?」と言ってくれたそう。
もちろん笑顔で「ありがとう!」と好意を受け入れたのでした。

【今日からの開運ミッション】
男女の間では、大切にしたいプライドなどが違うこともあり、
ほんの些細なことから大きなすれ違いを作り出すことがあります。

私ならどうして欲しいか……を考えても彼にはマッチしないこともあるということを覚えておかなければいけません。
リル