潜在意識の変化に目覚めよ~弥勒の世へ向かうために~

潜在意識の変化が“プレミアム品”として、一握りの人間に限られていた時代は、とっくに終わっているのです。

地球の人間が恐れるもの、なんだと思いますか?
非難や批判でしょうか。
それとも、死、でしょうか。

答えは……『孤独』です。

自分がここに存在しているのに、まるで存在がないかのように扱われる『孤独感』を、人間は最も恐れるのです。

「じゃあ、山の中で一人で暮らしてる人は?」
あなたはそう、考えるかもしれません。
確かにその人は、生きている人間の存在としては、その場所では一人です。
ですが山の中には、人間以外の生き物がたくさんいます。
木や花、動物に鳥たち、精霊、神様。
たくさんの存在が自分と共にいる。
『孤独感』と正反対のその感覚は、ひとりではない安堵感をもたらしてくれるもの。
だからその人は、山の中でも一人で暮らすことができるのです。

 

2つの『変化』を恐れる地球の人間

では『孤独』の次に、人間が恐れる大きなものはなんだと思いますか?
え? まだあるのかですって? 残念ながらあるんですよ。
これは人間の魂と心の成長を止めていると言っても過言ではない、恐れです。

それは……『変化』です。

変化の中でも、特に急激な変化を人間は恐れます。
安定を望む人間にとって、『変化』は安定を犯す魔物のようなもの。
よって多くの人間は、『急激な変化』を好みません。
急な転校、転職、出逢い(一目惚れを除く)、別れ等。
社会通念上の急激な変化が起こると、不安定という魔物に取り憑かれたように、心が乱れてしまうものです。

『急激な変化』には、もうひとつあります。
自分で人生を変えていくための、『潜在意識の変化』です。
魂は常に、魂の望む方向へ進むよう現実の変化を望んでいますが、潜在意識は変化を望みません。
頭では変わりたい!と思いながら、潜在意識では変わりたくない、と正反対の心の状態にあるのが人間です。
筆者らのセッションに来られて現状がなかなか変わらないのは、そんなご自身の潜在意識の力が働いているからです。
この変わりたいと思っている頭と変わりたくない潜在意識の綱引きは、意識しないとだんだんやる気がなくなってくるんですね。