《人の目》?《神の目》? 自分らしく輝く人生を送るためには。

人が変われど、国が変われど、時代が変われど。《神の目》はいつも変わらず、そこにあります。外的要因で変わる《人の目》に翻弄されることなく、あなただけの納得できる自分を見つけてください。

日本人として、日本のしつけや教育を受けてきたあなた。子供の頃、親や先生からこう、教えられたことってあるのではないかしら。

「人の嫌がることは、しちゃいけませんよ。」

うん、確かにそう。日本人にとって、人の嫌がることをすることは思いやりに欠ける行為、だと、当たり前のように教えられてきました。
これは相手の気持ちを思う文化が作り上げた、日本独特の教えなのでしょうね。

この日本の教えに対し、欧米諸国などのキリスト教圏にもニュアンスを変えたものが、存在するんですよ。それはですね。

「人の喜ぶことを、しようね。」

あれ? って、思いませんでした?
2つはとても似ているのに、日本の教えはなんだか少し、ネガティブな感じですよね。それに対し欧米諸国の教えは、ポジティブストレートな感じ。

はてさて、どこがどう違うのでしょうか。

 

神の目があるから自分を信じられる

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まずは、ポジティブストレートな欧米諸国の教えから見ていきましょう。
人の喜ぶことをするには、ある程度自分を信じていなければできるものではありません。自分の判断でこれが喜ばれる! と思ったことを実際にやるのですから、嫌われるかどうかなんて、鼻っから考えちゃあいない。欧米諸国の人は、それだけ自分のことを信じているんですよね。

日本人からすると、なんて傲慢な! と思えてしまうかもしれません。人の喜ぶことをするだけでなく、自分をアグレッシブに出す欧米諸国の人は、ややもすると自分勝手と捉えられるからです。

しかし彼らは自分を信じる気持ちが、日本人よりもずっと強い。なぜそれほどまでに自分を信じられるのかというと……。

《神の目》を、とことん信じているからなのだそうです。

自分の行いはすべて神様が見ているのだから、周りの目は気にせず自分が正しいと思うことを貫けばいい。もしも間違いの罪を犯した時は、心から悔い改めれば大いなる神様のもと、許されるのだから、と。

欧米諸国の人にとって、自分を信じることは大いなる神様を信じること、だったのですね。だから、人の目である世間体を気にせず、自分らしく輝いて人生を送ることができているのでしょう。

 

人の目の、世間体を気にする日本人

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キリスト教を信じる欧米諸国の人に負けず劣らず、日本も八百万の神様や仏様を信じる信仰心のあつい国、とされています。近所や旅先の神社やお寺では必ず手を合わせる日本人。神様や仏様はいつも人間を見て護ってくださっていると、教えられてきているはずです。筆者も亡き祖母に、神様や仏様の大いなる目のありがたさを、よく教えられてきました。

それなのに、人の嫌がることに焦点を当てる時点で、日本人は《神の目》ではなく《人の目》を気にしてしまっています。人の嫌がることをしない“思いやり”にかこつけながら、《人の目である世間体》に判断基準を任せてしまっているのです。

神様と違って人間は、顔や性格が様々なように価値観も様々です。同じ屋根の下で暮らす親子でさえ、子が親を反面教師としたり、双子の兄弟でも生まれ持った気質が違うと、価値観は変わってくるものです。

とすると、一体人間の、誰の価値観に判断基準を任せれば、自分らしい人生を送れるのでしょうか?

誰に任せても、無理。これが答えです。《人の目》に判断基準を任せた時点で、自分が自分じゃなくなってしまうのですから。
人の嫌がることをしない“思いやり”も、大切だとは思います。けれどもそれは、自分を信じられる《神の目》を大切にする上での行い、でなければいけないのです。
すべては、自分らしく輝いて人生を送るために。

 

人が、国が、時代が変わっても、輝く人生は変わらない

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あなたという人間の判断を人に任せることは、あなたの人生を自ら捨ててしまうことと同じです。人が作ったレールに乗っていても、そこでは心底喜べる人生の輝く果実を、手に入れることはできません。

人が変われど、国が変われど、時代が変われど。《神の目》はいつも変わらず、そこにあります。外的要因で変わる《人の目》に翻弄されることなく、あなただけの納得できる自分を見つけてください。

人は人。自分は自分。

ほら。なんだか気持ちが、デーンと落ち着いてきませんか? その気持ちこそが《神の目》を信じ、輝く人生を送り始めた、本来のあなた自身ですよ。

 

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