前回の記事、「京都『五山送り火』の謎 その1」からの続きになります。
< シリウス星を意味する「五山送り火」の文字、2つの『大』 >
送り火の大文字は2つありますが、ポコプン曰く、1670年ごろから始まった「左大文字」は関係しないそうです。
一番謎解きに苦労したのがこの「大」なのですが、なんとこの大文字は、古代エジプトの星を表します!
古代エジプトの神殿内の壁画や棺などに描かれている星は、「大」の字そのものです。
古代エジプト神話の天空神ヌトの身体にも、「大」の文字のような星が描かれています。
夫のゲブと抱き合っている所を無理矢理シューによって引き離され、天と地とが分かれたとされ る。指先と足先とで大地(ゲブ)にふれ、弓なりになった腹部に星が輝き(天の川)、シュー(大気)がこれを支える。ラーの聖船が従来することもある。死と 再生を司るイメージから、葬送の女神ともされる。
(Wikipedia『ヌト』より)
< エジプトと深い関わりのある大文字 >
たぶん送り火をはじめた当初は、このエジプトの星の形に近い送り火だったのでしょうが、その由来を知らない後世へと受け継がれていくうちに、漢字の「大」に近い文字に変化していったのではないかと思われます。
そして、この「大文字」のある如意ヶ嶽は、ピラミッドの三角形のように山が削られています。
こちらも、古代にはもっと人工的な三角形だったのでしょうね。
四角形のほうが収まりが良いと思うんですけどね……。
そしてこの「大文字」は、ただの古代エジプトの星ではなく、シリウス星が神格化された、古代エジプトの豊穣の女神「ソプデト」を表します。
ソプデト(Sopdet)あるいはセペデト(Sepedet)は、古代エジプトの豊穣の女神 で、「尖ったもの」「鋭いもの」を意味する。シリウス星が神格化されたもので、古ラテン語でソティス(Sothis)とも呼ばれる。ソプデト=ソティスを 表す聖獣は(雌)犬(古くは牝牛)。ソプデトはイシスの化身とされる。シリウス星は「ナイルの星」、「イシスの星」として崇められた。
(Wikipedia『ソプデト』より)
ソプデトの頭には、シリウス星を表す「大文字」が乗っています。
ということから「大文字」には、“シリウス星(ソプデト)”という意味が込められているのです。
「大」は文字ではなく、「鳥居」や「船」のように絵だったということですね。
五山送り火の最後の一文字「妙法」の謎は、次回に続きます。
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(五山 送り火/トップ画像提供・ウィキペディア)