陰陽論から見る愛やお金の引き寄せの法則〜ワクワクを追いかけすぎていませんか?

必死で顧客やリストを増やそうとして、友人が離れていった経験はありませんか? 仕事に必死になりすぎて、家族との不協和音も同様。

「結婚してくれる素敵な彼氏が欲しい」「今の彼と結婚したい」「愛される女性になりたい」「お金を引き寄せたい」等々、最近は、それらの言葉がキーワードになっているセミナーやコーチングが増えています。

「ワクワクしたことはやってみよう」なんていうのもいくつもの恋愛自己啓発系の本にも書かれています。

そう、みんな読むんです。
「今の彼氏と結婚したい」から。
「私だけを愛してもらいたい」から。
「お金を引き寄せてセレブな生活してみたい」から。

 

恋愛もお金も、私たちが生きている以上欲しているもの。

たとえ結婚していても、「恋愛していた頃のようになりたい」すでにお金があっても「もっともっと」となる。

でも、いくつもセミナーに行ってるけど、なんだかイマイチうまくいっていない。
私にはまだその学びが足りないのでは……。
沢山の本を買い込んで、引き寄せの法則をやってるんだけど……。
セミナーに行けば行くほど、言ってることは似てるし、本は買い込んだけど似てる内容が多いし……そして、なんとなくモヤモヤが残り始めたりして。

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なぜか同じことをしていても、するっとうまく流れをつかむ人と、そうでない人はいます。
実際、うまく流れに乗れる人は少数、そして多数の人が「どうしてうまくいかないの?」ですね。

以前の記事にも書きましたが、そこからセミナージプシーになるのでは本来の自分というもの(自分の軸)がしっかりしておらず、ブレてしまい、自分を見失っている時ではないでしょうか。

さて、タイトルの通り、陰陽的に見てみると、陽性=求心力となるので、陽性的な人の方が引き寄せ、陰性的な人の方が、その実感をすぐに感じにくいという可能性もあります。
ただし、「○○を引き寄せたい」というのはどちらかというと陽性寄りになっている場合が多いので、ここでは陽性の場合でお話ししていきます。

しかし、陽性でも強くなりすぎる(極陽性)となると、求心力は極まりすぎ、散っていくことになります。(陽極まれば陰となる)
例えば、勢いのある社長が、社員をぐいぐい引っ張っていき、社員も頼もしい社長について行こうとしますが、ワンマンになりすぎると、この社長の元ではやってられない、と社員は散っていきます。

恋愛でも同じ。
「この彼を絶対離さない‼︎」とぎゅぎゅーっと掴んだこの手を放すものかと必死になればなるほど、彼の気持ちが別のところへ……、という経験はありませんか?
「今の彼と絶対結婚‼︎」と意気込みすぎて、彼は逃げ腰になってしまう。

「お金持ちになりたい! もっとお金が欲しい!」と必死でそのお金を得る手段を選ばなくなると、やはりうまくお金も人もまわってきません。分かりやすい例としてはネットワークビジネスなど。
必死で顧客やリストを増やそうとして、友人が離れていった経験はありませんか? 仕事に必死になりすぎて、家族との不協和音も同様。

では、陽性が駄目で陰性なら良いのか? いいえ、そうではありません。
陰陽の図で有名な太極図の通り、お互いが繋がり、陽の中に陰の要素、陰の中に陽の要素を持っています。
どちらが良い悪いではなく、バランス。
この世界に陰陽があれば、人やお金との関係にも陰陽の交わりがあるのです。

となると、セミナーや本から得たものにも合う人と合わない人が出てきます。
あの人は上手くいったから、私も上手くいくはず……とならないのもここです。

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あの人の陰陽タイプは? あなたの陰陽タイプは?

自分ならどうアレンジするのか、もしくはそのままやってみるのがいいのか、そこを探りながら身に付けた知識を活かしてください。

私はマッサージやマクロビオティック、コーチングのセッションを行っていますが、
意外と自分自身の軸がどこにあるのかが見えなくなっている方が多い気がします。
また育児中のママさんにもその傾向が見られます。
心の軸が不安定だと、それは肉体にも現れます。

セミナーやコーチングを受けているけど、いまいち思うように行ってないと思うのでしたら、一旦その場を離れ、一呼吸おいて、アロマセラピーを取り入れたマッサージを受けてみてください。
身体のこわばりがそのまま心のこわばりになっていることがあります。
その逆も然り。

ぎゅーっと凝り固まった(極陽性)をほぐし、心と身体をリラックスさせることは、陰性を取り入れることにもなります。
そして、再度、引き寄せの法則を実践してみてください。
自分の軸がしっかりし、自身の陰陽バランスが取れると、あれもこれもとセミナーを受けたり、本を読まなくてもすでに得ている知識を実践するだけで以前とは違った実感を得ることができるでしょう。

 

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