スピリチュアル系セミナーやセッションのジプシーになっていませんか? ベストな状態で受けるためには?

他力本願ではなく、自力本願に気づいた時、自分の周りにある全てが「自分を高めるためのツールである」と気づくとセミナーやセッションを受けても以前に増して有効なものとなるでしょう。

ここ数年で一気にスピリチュアル系や自己啓発系のセミナーやセッションが増えてきましたね。

以前からその類のセミナーなどはありましたが、どちらかというと水面下でひっそりだったものが、表に出てきて一気に開花したように増えています。

宇宙の法則や成功哲学的書籍も山のように出版され、ネットで簡単にスピリチュアル系ブログやウェブサイトも検索できます。

スピリチュアルな思想で言えば、「それだけスピリチュアルな世界に気づき始めた魂が増えてきたからそういうセミナーも増えてきた」ということなのでしょうか? 需要があるから供給も増える。

しかし、同時に感じていたことは、「スピリチュアル系セミナー&セッションのジプシーさん」の多さ。私もスピリチュアル系のセミナーなどはこれまでにも参加していますし、実際私自身もトリートメントやセッションに取り入れているのも事実。

ですが、ジプシーさんはセミナーに「行けば」変わるかも、セッションで話を聞けば「変われるかも」という期待、いわゆる、他力本願的思想なのではないかと感じるのです。

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もちろん、「参加する」ことで変わることはあるでしょう。

でもそれは「変われるかもしれない」という期待であって、セミナーが変えてくれるのではなく、あくまで「自分が」変わるための「ツール」の一つです。自分が変わるためには、「自分の軸」がきちんと定まり、変わるためのツールを自分で「活かすこと」が大事。

ここのセミナーは良かった、セッションで一気に気持ちが変わった、それは誰しも起こることです。しかし、しばらくすると、「なんだかやっぱりまだ自分は変われていない」と感じていく。もっともっと、何か「自分を変えてくれる」セミナーがあるのではないか、セッションがあるのではないかとスピ系の情報を検索する。
新しいヒーラーさんの名前を見つければつい申し込み、これは日本初のセミナー開催と聞けば、行って損はないだろうと申し込む。何か変われるんじゃ無いかという期待を持って。

特に癒し系の仕事をしていると、とにかく東洋西洋様々なスピリチュアル系、ヒーリング系のセミナーやヒーラーさんの話は耳にするので、ついつい私も興味の虫がムクムク。だけど、あれもこれもと手を出さないし、振り回されていません。今の自分にとって何が必要かを考え選択しています。特に融通のきく時間もほとんど無いので、セミナーなどはしっかり考えリサーチして厳選して決めます。

最近は、自分の軸がぶれていないと確信できるので、「自分を高めるための」あくまでツールであることを理解し、参加しています。

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様々なセミナーやセッションを受けるのは決して駄目だと言っているのではありません。

人それぞれのプロセスがあります。セミナージプシーをずっとやっていると、ある日突然、何かがストンと腑に落ちるようなことが自分の中に起こり、「もう私には必要ない」と感じるタイミングがきます。

日々、私たちは年齢を重ねるように、肉体的年齢だけでなく、精神・魂の年齢も重ねていきます。螺旋階段のようにゆっくりと、ぐるぐると上に。その過程で、これも陰陽五行論でも説明できることですが(今回はその説明は省きます)その過程で、魂の学びのために、スピリチュアル系のセミナーを受けることは必然でしょう。

例えば、セミナーを受けなくても、個人で瞑想する、波動の高い場所に旅行に出かける、日本であれば、神社仏閣に出かけることもあるでしょう。

他力本願ではなく、自力本願に気づいた時、自分の周りにある全てが「自分を高めるためのツールである」と気づくとセミナーやセッションを受けても以前に増して有効なものとなるでしょう。

 

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