【自然の教え】ありがたいストレスとは!?-自然界からの幸せに生きるヒント-

ストレスと聞くと マイナスなイメージを受けるかもしれませんが 適度なストレス(刺激)は、 非常に私達を成長させてくれる成長促進剤となります。

桜が咲く季節になり
新しい門出を迎える人がたくさんおられるでしょう。

気温が上昇するにつれ
植物たちが芽吹くように
私達、人間も動き出します。

新しい変化があるこの時期に
「ストレス(刺激)」というテーマでお話したいと思います。

読み終わる頃には
ストレスの捉え方が変わっているでしょう。

 

【ストレスには2種類ある!】

まず、始めに
ストレスという言葉のイメージはどのように感じますか?

多くの方は、
マイナスの音・イメージを感じるのではないでしょうか?

人によっては、
このストレスという言葉を
葛藤、プレッシャーなど別の言葉に変換する人もいます。

ここでは、あえて
ストレスを刺激として捉えて書いていきます。

私達が、生きている中で
ストレス(刺激)を感じていない人はいないでしょう!

日常の小さなストレスから
仕事、人間関係等の大きなストレスまで日々受けていると思います。

日々、意識していないかもしれませんが
ストレス(刺激)には2種類あります。

1) 適度なストレス(刺激):成長を促す

2) 過度なストレス(刺激):成長を阻害する

ストレスと聞くと
マイナスなイメージを受けるかもしれませんが
適度なストレス(刺激)は、
非常に私達を成長させてくれる成長促進剤となります。

 

【自然界の植物はストレスを受けるとどうなる!?】

植物は、私達と違って
移動ができないので
環境変化のストレスを直接受けます。

植物において
「環境ストレス」となるのは
主に水・光・温度

「環境ストレス」といっても
植物も人間と同じように
適度なストレスと過度なストレスの2種類あります。

適度な「環境ストレス」の場合
ドンドン光合成速度が向上します。

つまり、
ドンドン幹を太らし、木が大きく成長していきます。

一方、
過度なストレスを受けた場合
光合成速度が低下し、委縮していきます。

この現象は
植物も人間も同じです。

 

【適度なストレス(刺激)を楽しみ活用しよう!】

私達が広めている自然栽培の世界においては
農薬も肥料も使用せず農作物を育てます。

畑作では水も灌水せず、
自然の雨水に頼ります。

その際に作物に起こる現象は
何だと思われますか?

答えは、
根っこが伸びる!です。

自然栽培と慣行栽培の作物の根っこを掘り上げた時に
その違いは明らかです。

人間も同じです。

ストレス(刺激)を受けていくと
見えない根っこを伸ばしていきます。

地に足がついた人間とは
やはり、ストレス(刺激)を受けて
目には見えない考え方を磨いている人です。

適度なストレス(刺激)は
植物が光合成速度を高め、幹を太らせるがごとく
私達を成長させてくれる成長促進剤です。

春を迎え、温かくなり
自然界の植物同様に
私達も動き始めました。

ぜひ、
新しい事をしてみたり、人と会ったり
したいと思っていたけど手を出さなかった事をしたりと
意識して「適度なストレス(刺激)」を楽しんで活用して下さい!

 

《井田 敦之 さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/shizensaibai/?c=156960