【自然の教え】温かくて柔らかいを意識する—自然界が教える幸せに生きるヒント—

過去最強クラスの寒波が来ると言われて、今週も寒くなりそうですね。 どうぞ、お体の冷えには気を付けて下さいね。 冷えは大敵です!

【温かくて柔らかいを意識する】

農業の世界では、農薬や肥料を使用しない栽培方法を「自然栽培」と言います。
自然栽培の世界に携わると、自然界は私達に多くを教えてくれていることに気付きます。

自然も人間も細かく分けていくと結局同じ物質で構成されています。
つまり自然界の法則は、私達が自然体に幸せに生きるヒントとして活かすことができます。

私が自然栽培に携わってから、最も意識していることは
「自然体に生きる」ことです。

自然体は、力むことなく、温かくて、柔らかい状態なのですが、
これが、なかなか難しいのです。

私達は、生きていると人生の課題というか
ハードルみたいなものが出てきます。

ハードルを越える時に、どうしても飛ぶ力が必要です。
人間は、そうやって進化・成長する生物です。

力みが必要になる時もあるのですが、
その時、同時に「温かくて柔らかい状態を意識できるか?」
実は、これが、キーです。

温かさと柔らかさ、
これを意識しているかしていないかでは雲泥の差があります。

私は、自然界の良い土壌の状態から
この在り方を学びましたが
実は、自然界の空気も同じです。

 

【自然界の空気から学ぶ問題にぶつかった時の対応】

何か問題にぶつかった時の対応は、大きく分けて2つです。
1.温かくて柔らかい対応
2.冷たくて硬い対応

この対応は、言葉であったり、行動であったり……です。

温かくて柔らかい対応は
温かくて柔らかい空気を放ち

冷たくて硬い対応には
冷たくて硬い空気を放ちます。

自然界において
温かくて柔らかい空気は
上に向かって進んでいきますが

冷たくて硬い空気は、
下に向かい、底に停滞します。

問題や課題が出てきたとき
そのハードルを飛び越えたいならば
上に飛ぶ必要があります。

自分が上昇して良い方向に解決したい時に
どういう対応が自分にとって良いのか???

もちろん、人間なので、
カチンとくることもあります。
感情的になってしまう事もあるでしょう。

そう思った瞬間
自分の体が硬くなっているのを感じられるかと思います。

でも、その後、
あえて、温かくて柔らかい対応を意識してみます。

ちなみに、温かくて柔らかい対応とは
相手にとってではありませんよ。
自分にとって温かくて柔らかい対応です。

 

【自分にとって温かくて柔らかい対応をするコツとは⁉︎】

自分にとって
温かくて柔らかい対応をするコツをシェアーします。

それは、
その出来事から
自分が上昇するような「学びを得る」ことです。

「学びを得る」ことは、
相手を変えることではないので、楽ではないかもしれません。

「私は、この問題から何を学べるのだろう?」と問うてみます。
自分のとった行動を反省することになるかもしれませんし、相手の行動を反面教師とするかもしれません。

何かを学びを得た瞬間、あなたの気持ちが軽くなっている事に気が付くかと思います。

学びを得てしまえば
5分前まで怒る出来事だったことが
今は、怒らない出来事に変化しているわけですから
自分が進化したことになります。

自分にとって
温かくて柔らかいを意識することは
良い事づくしですよ。