アロマとマルマで行う新月ボディケア<しし座>

現代はパソコンやスマホ・携帯などの多用から、肩が前に入ってしまう方が多くいらっしゃいます。ダヌル・アーサナ~弓のポーズで背骨をすっきり調整し、同時に全身にエネルギーを行き渡らせていきましょう!

ジャスミンは古くから子宮のハーブとも言われ、生殖機能を高めることから、生理痛やPMS、ホルモンバランス調整、咳、筋肉痙攣などに効果があるとされています。また、気持ちを和らげ、官能的な感情を呼び覚ますことから、不眠、ストレス、うつ状態。不安、催淫、欲求不満、インポテンツ、性的不調、老化肌、乾燥肌、しわ、シミ予防にも有効です。さらに、ピッタ(火の要素)の症状である、ほてり、ニキビ、吹き出物、皮膚の炎症、口内炎、胃炎、胃潰瘍、下痢、怒り、イライラなども抑えてくれます。

他には、カモミール(頭痛、生理痛、消化不良、イライラ、ストレスなど)、メリッサ(消化不良、生理不順、不眠など)、イランイラン(高血圧、パニック障害、性的不調、ストレス、脂性肌など)、ミルラ(下痢、胃酸過多、呼吸器系トラブル、免疫力アップなど)などがお勧めです。

 

おへそ周りのエネルギーポイント=ナービ・マルマ

「マルマ」とは、インドでいうところの「ツボ」で、身体のエネルギーポイントです。実際中国伝統医学の鍼灸のツボと一致することが多いようですが、範囲はツボよりも広範囲になります。
このマルマを刺激することで、エネルギーバランスを整えて、身体を活性化したり、またリラックスさせてくれます。

おへその穴を中心に直径7~8cmの円がナービ・マルマの領域になります。ここには中医学のツボである、神闕(しんけつ)、水分(すいぶん)、盲兪(こうゆ)、天枢(てんすう)、陰交(いんこう)、気海(きかい)、石門(せきもん)と多くのツボが集中しているところでもあります。第3チャクラにも作用し、エネルギーの起点といわれるナービ・マルマは、ストレスや神経の緊張を和らげ、消化器官の働きを高めていきます。また、ピッタと呼ばれる体内の過剰な火の要素(炎症など)を抑え、血液を浄化するとされています。

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お勧めのケアは、上記のアロマをお好みの植物オイル(オリーブやココナッツ、セサミ、スイートアーモンドなど)で希釈したものをマルマに塗りこんでいきます。お時間がない時は、塗布だけでもOKですが、時間がある場合は、指先を使って時計まわりに数回、反時計回りに数回ずつ円を描くようにマッサージしていきます。デリケートな部位なので、力を入れず優しく施しましょう。手を置いたり、なでたりするだけでもOKです。

 

お勧めのヨガのポーズ=ダヌル・アーサナ

それではナービ・マルマに作用するダヌル・アーサナ~弓のポーズをご紹介します!

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うつぶせになり、額を床につけ、両手で両足首を掴みます。息を吸いながら、腕を引っ張るようにして、頭と膝を同時に上げて全身を反らします。ナービ・マルマ周辺が床に接するようにし、その部分に意識を集中し、ゆっくりとした呼吸とともに、この姿勢をキープします。息を吐きながら静かに元に戻します。

このアーサナは、全身の神経および内部器官、内分泌腺を腑活し、機能を強化していきます。内蔵を整え消化器官の働きを高める他、不妊や生理不順、男性機能低下にも役立つと言われています。また、背骨の歪みを矯正し、猫背、リウマチ、糖尿病、腰痛、さらに腹部の血流とリンパの流れを活性化することで腹部の脂肪の燃焼と排出を促進させ、ダイエットにも役立つとされています。
やりにくい場合は片足ずつ行いましょう。慣れてきたら、キープした状態で前後に身体をゆするようにすると、腹部がマッサージされて、より効果的です。

現代はパソコンやスマホ・携帯などの多用から、肩が前に入ってしまう方が多くいらっしゃいます。ダヌル・アーサナ~弓のポーズで背骨をすっきり調整し、同時に全身にエネルギーを行き渡らせていきましょう!

 

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