ホリスティック医学とはどんなもの?
〜身体だけでなく心や魂にも目を向ける医学とは

医学の進歩によって先進諸国の平均寿命は劇的に延びました。 しかしながら、あたかも人間の身体を機械のように捉えて対処する現代医療へのアンチテーゼとして、ホリスティックメディスン、ホリスティックヘルスという概念が提唱されるようになったのが「1960年代から70年代」といわれています。
ホリスティック医学とはどんなもの?<br>〜身体だけでなく心や魂にも目を向ける医学とは

【健康や癒しの語源であるホロス】

「ホリスティック医学」という言葉を聞いたことがあるという方は多いと思います。
ホリスティックの語源は全体性を意味する「ホロス」。
こちらは古代ギリシャで使われていたものであり、他にも「Heal」「Health」といった「健康に関連する言葉」に影響を与えています。

その意味はというと「全体性」。古代ギリシャの人々は健康や癒しは、全体性が必要だということを理解していたのかもしれません。

しかしながら、ホリスティック医学という言葉が使われるようになったのは「比較的最近のこと」です。こちらは、人間の身体を健康な状態、病気の状態とわけて「症状だけをみるのではなく、常に全体的に捉えるようにすることを目指した医学」を示します。

 

【身体だけでなく心や魂にも目を向けるホリスティック医学】

この全体的に捉えるということは、「肉体だけでなく、精神や心、霊といった部分にまで目を向ける」ことをあらわしています。
つまり「医学」という名称はついているものの、病気だけに適用されるわけではなく、身体や周囲の環境が調和し、その中で「質の高い人生を送ることをサポートする」ことがホリスティック医学なのです。

医学の進歩によって先進諸国の平均寿命は劇的に延びました。
しかしながら、あたかも人間の身体を機械のように捉えて対処する現代医療へのアンチテーゼとして、ホリスティックメディスン、ホリスティックヘルスという概念が提唱されるようになったのが「1960年代から70年代」といわれています。

このような潮流が起こったのは、「アメリカの西海岸」だとされています。
西海岸はニューエイジムーブメントの発信地でもあったことから、ホリスティック医学には伝統医学や、東洋医学、さらにはより精神的な面へのアプローチなどが多く含まれるようになっていったのも当然といえるでしょう。

 

【アメリカとイギリスでそれぞれホリスティック医学に影響を与えた人物たち】

そんなホリスティック医学に強い影響を与えた人物といえば、ハーバード大学医学校で学び、世界各地で伝統医学などの調査を行った「アンドルー・ワイル」氏が有名ですが、ワイル氏がアメリカでのホリスティック医学の立役者だとすれば、イギリスでホリスティック医学を提唱したことで知られているのが「クリスティン・ペイジ」女史。

彼女は、ホリスティック医学が提唱されるようになってから、わずか10年後にイギリスで初となる「統合健康センターを設立」し、ホリスティックなアプローチを取るだけでなく、オルタナティブメディスン、いわゆる「代替療法」なども積極的に取り入れて成功を収めました。

それから30年以上たった現代。
「ホリスティック医学と代替医療にはどんどんと進歩が見られています」。
時としてホリスティック医学は代替医療に偏りがちなこともありましたが、近年では本当に意味でホリスティックな視点にたち、西洋医学も含めて、それぞれの良いところを取り込んでいくようになってきているのだそうです。

医学は日進月歩で進んでいますので、そこに心や魂、霊といった分野へのアプローチがホリスティックな観点から加わり、文字通り全体として活用することができるようになれば、「私たちが病から解き放たれるような時代がくる」のかもしれません。

What is holistic medicine?
Advocate of holistic medicine.

 

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