夏が祝福するエネルギー〜太陽の光で静かに瞑想を〜

暖かさ、光、輝き、豊かさ、炎…… そのほとばしるエネルギーを感じて自分の第六チャクラ・松果体に吸い込むイメージをしてみましょう。

夏至が過ぎました。
夏至は二十四節気の一つで、一年で最も日照時間が長い日のことです。
天文学的には夏至は太陽の通り道である黄道が天の赤道から一番離れて高い位置(黄経90度)に来た瞬間(夏至点)を指し、その日を夏至の日と呼び分けています。

日本時間で今年は6月22日午前1時38分でした。

夏至は陽であり、火のエネルギーがいちばん強い日。
夏至は、冬至から徐々に大きくなってきた太陽の光のサイクルの中で、その光のエネルギーが最高に達する時です。

一人ひとりの長い間持ち続けた夢や目標、魂の使命や目的に目ざめ、自分らしいステージへと突き進んでいくのにとてもふさわしい、一年でもベストなタイミングとも言えます。

「一年中で一番昼間が長い日」というイメージがある夏至ですが、実際には日の出は夏至の一週間ほど前に一番早くなり、日の入りは一週間後くらいが一番遅くなると言われています。
すなわち、夏至からこの日が明けても暮れないこの時期は太陽から、そして宇宙からクライマックスの光のエネルギーが燦々と降り注ぐのです。

だからこそ、そのエネルギーを上手に取り入れることはとても重要です。

なぜなら今、まさに【目ざめ】の時が来ているからです。

できるだけ太陽の光を感じられる場所で静かに瞑想をしてみましょう。

暖かさ、光、輝き、豊かさ、炎……
そのほとばしるエネルギーを感じて自分の第六チャクラ・松果体に吸い込むイメージをしてみましょう。
松果体はその人が生まれる前に約束・決めてきた魂の使命・目的の書かれたブループリントが収められていると言われています。
光のエネルギーがブループリントに満ちて行くのを十分に感じ取っていくといいですね。

各地の神社で「夏越の祓」が今月末、開催されます。

「茅の輪くぐり」が有名です。
冷たく断った兄とは対象に、貧しいながらも一晩の宿と共に旅人を歓待した弟・蘇民将来(そみんしょうらい)に後年、素戔嗚尊と身分を証し、茅の輪を腰に提げることで疫病を排し、子孫繁栄に導かれたことに由来します。

現在、その茅の輪は規模が大きくなり、左・右・左と3回潜る(作法があるので神社で解説を確認してくださいね)ことで半年間の厄落としをする神事となっています。

この茅の輪は宇宙への、そして未来への「ポータル=扉」でもあります。

2015年は「拡大」の年。
時代はより自分らしく生きていくことを望む人にとって、様々な道や可能性を用意してくれる最高の年です。

冬至からこの半年の間に受け取ったことに対して感謝をささげ、もう不要になったものを手放しながら、新しい後半のプロセスへと力強く歩み始めましょう。
この夏至からの宇宙のサポートを受け取り、時流に乗って、自分の最高の可能性の扉を拓いていきませんか?

太陽は私たちにとって全ての恵みのもと。

その大いなる恵みをもたらす偉大なパワーに改めて感謝と敬意をあらわすことで、宇宙はあなたにたくさんの祝福をもたらしてくれるでしょう。