健康で長生きできるお茶。夏らしい飲み方はいかが?

健康に良いとはいえ、「夏場に熱いお茶を飲むというのは、ちょっと厳しい…」。という方も多いと思います。そこで、今回は、それぞれのお茶を冷たく美味しく飲む方法を紹介しましょう。
健康で長生きできるお茶。夏らしい飲み方はいかが?

【コーヒー、紅茶、緑茶、どれがお好み?】

コーヒーや紅茶、緑茶などの「お茶」。
人によって嗜好は違いますが、多かれ少なかれ、どれかのお茶を日常的に飲んでいるという方は多いと思います。一時期、コーヒーは、「健康に良くない」という説がありましたが、最近では、コーヒーを含めて、「お茶は基本的に健康に良い」というのが定説になりつつあるようです。

「国立がん研究センター」が今年の5月に、コーヒーと緑茶が、がん心疾患脳血管疾患などの死亡リスクを減少させると発表しました。コーヒーは、今まで比較的悪者扱いされてきましたが、きちんとした機関が正反対の発表をしたことで一躍話題となったのです。

 

【お茶が健康リスクを低下させる】

この調査は、「9万人の男女」を対象にして、「8年以上の追跡調査を行った」というかなり本格的なものであり、その結果、緑茶を1日1杯以上飲む人は、「男性で13%、女性で17%もリスクが低下」し、コーヒーの場合は、「24%リスクが低下」したことがわかりました。ただし、コーヒーはブラックと有糖では、かなり健康への影響がかわってくることから、あくまでも平均値として参考程度にとどめて欲しいとのことでした。

緑茶に関しては「カテキン」が、コーヒーに関しては「クロロゲン酸」が、「健康に良い影響を与えた」のではないかと推測されています。当然ながら、緑茶にもコーヒーにも含まれている「カフェイン」もある程度の影響はあるといえるでしょう。

では、今回の研究に登場しなかった「紅茶」はどうかというと、成分に関しては「カテキン」や「クロロゲン酸」といった独自のものは含まれていないのですが、アメリカの「脳卒中協会」が「20万人近いデータを検証した」ところ、紅茶をふくめてお茶を1日に3杯以上飲む人は、「脳卒中のリスクが21%減少する」ことがわかっています。

このように、お茶を頻繁に飲むというのは、健康にとってかなりプラスになるわけですが、健康に良いとはいえ、「夏場に熱いお茶を飲むというのは、ちょっと厳しい…」。という方も多いと思います。
そこで、今回は、それぞれのお茶を冷たく美味しく飲む方法を紹介しましょう。

 

【冷たいお茶の作り方】

まず最初は緑茶
冷たいお茶(抹茶)
用意するのは「抹茶」と「」。「茶筅」があればベストです。

・小さじ1杯、だいたい2g程度の抹茶を茶碗にいれます。
・常温の水を少量いれて、しっかりと抹茶を溶かしていきます。
茶筅があればやりやすいですが、ない場合は、お湯を入れてもOKです。
・よく混ざったならば、お水をお好みで60~80CC程度いれて、さらにしっかりと混ぜます。
・最後に氷を浮かべて完成です。

抹茶というと、苦いイメージがあるかもしれませんが、このようにして作った「冷抹茶」は、苦みよりも甘みが強く感じられることから、爽やかで飲みやすいと評判です。

次はコーヒー。
冷たいお茶(コーヒー)
こちらは、ちょっと道具が必要になります。
本格的に行う場合は、「ウォータードリップ」という定期的に、コーヒー粉に水を点滴する装置がいりますが、そこまで用意するのは大変だと思いますので、水につけておくだけでOKな、「水出しコーヒーポット」などが便利でしょう。コーヒーの粉は「やや細挽」ぐらいがオススメです。

・基本的に水出しコーヒーポットなどの説明書通りにつくればOK。
ポイントとしては、説明書に書いてあるよりも、心持ち長めに時間をとるといいでしょう。

アイスコーヒーは、濃いめに作ったコーヒーを氷に注ぐことで比較的簡単につくれますが、時間をかけて抽出した水出しコーヒーは、風味などがまた違っていますので、興味のある方はチャレンジしてみてください。

最後に紹介するのは紅茶
冷たいお茶(紅茶)
用意するものは、「水出し紅茶用のティーバック」と水。

・作り方は説明書をみて、規定量の水の中にティーバックを入れるだけでOKです。
・ただし、紅茶は緑茶やコーヒーと違って、水出し専用のもの以外は使用しないでください。
なぜならば、水で飲むことを前提とした検査が行われていないために、通常のものだと、水で抽出しているうちに、雑菌が繁殖する可能性が高いのです。

注意点さえ守って貰えれば、ペットボトルの紅茶とは違った豊かな風味の冷えた紅茶が飲めると思いますので、こちらもチャレンジしてみてくださいね。

夏場は冷たいものが美味しいので、ついつい飲み過ぎになってしまいますが、「女性は身体が冷えやすくむくみやすい」ですので、なるべくならば、冷えたお茶を飲んだあとには、「常温の水を飲んだり白湯を飲んだりする」というように、身体を冷やしすぎないような工夫もしてみると、より健康をキープすることができるはずです。

Power that coffee, tea, green tea has.
Let’s make cold tea in the summer.

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