みなさんこんにちは。ヒーリングピアノ JAPAN 代表の oyakata です。
今日から数回にわけて、ピアノの新しい楽しみ方についてお伝えしたいと思います。

あなたに眠るアーティスト性を開花

テクノロジーの進化は、色んな分野に影響を与えてますが、ピアノの世界も例外ではありません。
そのおかげで、演奏も作曲も、どなたでも気軽に楽しめるものに進化しています。
本当にピアノというものが、身近なものになってるんですよ。
そしてその可能性は無限です。

子供のころピアノを習っていて、練習が嫌だったという方も、
いらっしゃるかもしれませんが、
不得意なことは、機械に全部おまかせなんてことも可能な時代になりました。
でも全部任せたら、楽しみも減るのでは?　という声も聞こえてきそうですが、安心してください。
そんなことはありません。

必要のないことを機械に任せて、いろいろな作業をそぎ落としても、どうしても自分にしかできない部分は、アート制作において残ります。
そこがあなたのコアバリューであり、アーティスト性なのです。
そぎ落とした結果、個性が際立つというものも、面白い話ですね。

新時代のピアノの楽しみ方では、みんなOKです。

テクノロジーを使って、効率があがった分、
あなたの好きな部分に時間をあてられます。
そういう意味で、新時代のピアノの楽しみ方は可能性が無限なんです。
なんだかワクワクしませんか?

あなたが知ってるピアノの世界は、
360°のうちの、たったひとつの視野かもしれません。

過去にピアノの練習が好きじゃなかった方も、弾いたことがない方も、
もちろん今現在、練習している方も、わたしと一緒に、
この連載でお送りする、ピアノと個人のあたらしい関係を見ていきましょう。

自然音 + ピアノは最高のヒーリングミュージック

波の音や、せせらぎ、風に揺れる風鈴や、秋の虫の声。
それらとピアノを組み合わせたヒーリングミュージックが、
ここ数年、たいへん人気です。
みなさんもきっとどこかで、耳にしたことがあるのではないでしょうか。

あまり知られてないのですが、そのつくり方はとても簡単です。
必要なものは、パソコンと DTM ソフト(DTM とはデスクトップミュージックの略)の2つ。
たったこの2つの機材で自然音とピアノのオリジナルの ヒーリングミュージックが作れる環境ができます。
自宅がレコーディングスタジオに早変わりというわけです。

(DTM の使い方は、それだけで長いお話しになるので、また改めて記事にまとめたいと思います。今回はその先の、「可能性について」話していきますね。)

自然音探し。スマホを持って出かけよう！

自然音はいろいろな入手方法がありあすが、今回は自分で録音する方法を
お伝えします。
実はスマホのボイスメモで、いい音で録れます。 初心者にも録音しやすいのは「せせらぎ」です。
音に近づきやすく、変化がないからです。
実際に録る秒数は30秒ほどあれば十分。
後に DTM ソフトでコピー&ペーストして何分にでも伸ばせるからです。
音量も後であげられますので、小さくて OK。

ひとつだけ注意点は、車や人の声などのノイズは機械でも消すことは
できません。それだけ注意してください。

次の動画は、わたしが秩父の観音参りの途中で録音したせせらぎの音とその時の印象で作ったピアノ曲です。
札所の2番近くの山の奥できれいなせせらぎを見つけて、その場で iPhone で録音しました。

[YOUTUBE 動画]

https://youtu.be/TiTWT1uhEwE

札所巡りの思い出として、形にしてよかったなと思います。

外に出かけることも、ピアノ作品の一部になるなんて、
現代ならではですよね。
アーティスト性はピアノの前だけで発揮するのではない時代です。

ぜひ視野を広げて、あなたもピアノとの新しい関係を見つけてください。
あなたの見方ひとつで世界はグンとひろがりますよ。
いろんなスタイルでみなさんがピアノを楽しんでいただけたら幸いです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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