世界中の神話に登場する最古の楽器「ハープ」が持つ癒しの力

最近ではハープを使ったヒーリングを体験できるCDなども増えてきましたので、興味のある方は、一度CDを聞いてみることをオススメします。
世界中の神話に登場する最古の楽器「ハープ」が持つ癒しの力

【世界最古の楽器】

世界中には様々な楽器が存在しています。そんな中でも、「最古の楽器」ではないかといわれているものをご存じでしょうか? その楽器とは「ハープ」。日本語では「竪琴」などとも表記されます。一説によると、今から「1万年前」にはすでに存在していたともいわれるほど、歴史が古いものなのです。

 

【亀の甲羅とハープの関係】

「古代の石版や壁画」などにハープのような形をしたものが描かれていることから、このような説が提唱されているわけですが、最古のハープは楽器というよりも、「宗教的な儀式」で使われていたのではないかといわれています。神話では、ギリシャ神話において、主神である「ゼウス」の怒りをなだめるために、息子である「アポロン」が「亀の甲羅」を使って作ったとされています。ちなみに、古代エジプト神話でも、智恵の神である「トト」が「亀の甲羅」でハープを作ったとしており、奇妙な共通点をもっています。

亀の甲羅といえば、中国では亀は「神聖な生き物」とされており、その甲羅に書かれた模様から、中国の神秘思想の根幹ともいえる「八卦」を産み出したという伝説がありますので、智恵の神であるトトやアポロンが亀の甲羅からハープを作ったというのは、それだけ神聖であり、なおかつ知性に関係した力を持っていたということなのかもしれません。

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【祓いにも呪いにも使われるハープ】

また、世界中の神話でハープは様々な使われ方をしています。特にケルト神話では、「呪いに使ったりヒーリングに使ったり」と、ハープだけで、さまざまな魔法を使ったといわれています。また、日本では「弓の弦を弾くことで、悪霊を祓う」という儀式が行われていましたが、「ハープの起源が狩人の弓」だった可能性が高いということを考えると、ある意味では「日本でもハープがスピリチュアルな方法」で使われていたといえます。

そんなハープが持つ様々な力は、近年では「癒しの分野」で活用されることが増えてきたようです。それが「ハープ・セラピー」などと呼ばれるもの。こちらは、アメリカの療法音楽をベースとしたものであり、医療分野での緩和ケアを一歩進めた「スピリチュアルケア」として、ハープを使って人々を癒すということを目的としたものが有名ですが、ハープ自体が持つスピリチュアルなパワーを使ったヒーリングは、色々と行われているようです。