人生をまるっと良くするアーユルヴェーダの精神浄化法 サッドヴリッダ ~ オイルを塗ること ~

精神的に落ち着かなかったり、ストレスを感じる時、「オイル」を塗ることで、強い精神力を養いましょう!
人生をまるっと良くするアーユルヴェーダの精神浄化法 サッドヴリッダ ~ オイルを塗ること ~

Trinity読者の皆さま、こんにちは。アーユルヴェーダ研究家の遠田優美です。

本連載では、アーユルヴェーダの精神浄化法「サッドヴリッダ」をご紹介しております。

 

頭・耳・鼻・足にオイルを塗る

精神の健康のために『頭・耳・鼻・足に、毎日オイルを塗りなさい』と、古典書に書かれています。

トロリと柔らかく、しっとりした重みのあるオイルを、頭・耳・鼻・足に塗ることで、柔軟で、落ち着きのある、強い精神を作ることができると言います。

次のような方におススメです。

★ 寝つきが悪い、眠りが浅い、悪い夢を見る。
★ ソワソワして落ち着かない。
★ イライラする、怒りっぽい。
★ 集中力が続かない。
★ 脳を若々しく保ちたい。
★ 穏やかな心で暮らしたい。

 

生絞りごま油がおすすめ

使用するオイルで最もすすめられるのは「生絞りのごま油」です。生のゴマから絞った油で、ほとんど無色で香りもありません。

生絞りのごま油は、老化を遠ざけ、疲労を回復し、心身に強健さを与えると言われ、滋養強壮効果に優れたオイルです。

この自然の恵みのオイルを「塗る」ことが大切ですので、難しいマッサージ技術は必要ありません。適量を各部に気持ちよく塗りこみます。

Ayurveda Massage mit Gewrz l

 

オイルを塗るタイミング

オイルを塗る一番のおすすめは朝です。
起床後、頭・耳・鼻・足にオイルを塗って、その後、温かいシャワーを浴びます(あるいは温浴します)。頭がさえ、すっきりとした気持ちで一日を始めることができます。

夜、お風呂に入る習慣のある方は、夜の入浴前にオイルを塗ってもいいです。
一日の疲れがとれて、ぐっすり眠ることができるでしょう。

注意点は、「満腹時・飲酒時・風邪・発熱・生理中・妊娠中・その他具合の悪い時には行ってはいけない」ということです。

この注意点さえ守れば、毎日行うことがすすめられます。

 

頭にオイルを塗る

皆さんは、オイルヘッドマッサージをした(あるいはしてもらった)ことがありますでしょうか?

経験のある方でしたら、その気持ちよさ、リラックス感をお分かりいただけるかと思います。特に、誰かにやってもらうオイルヘッドマッサージは格別ですね。

私はセラピストとしてサロンでの施術も行っており、アーユルヴェーダの施術で最初に触れるのが頭部なのですが、お疲れの方は、最初の頭部へのオイル塗布の時点で脱力して、ウトウトしてしまうことも多いです。

大切な「脳」が位置する頭部をオイルケアすることで、聴覚・触覚・視覚・味覚・嗅覚の感覚器官の働きがスムーズになり、心身の活動を健やかに整えます。

【セルフケアの方法】
生絞りごま油を片手のくぼみにとったら、頭頂部から頭皮に塗りこんでいきます。(髪の毛は気にしなくていいので、)頭皮にオイルをまんべんなく塗ることを意識しましょう。オイルが足りなければ足してください。(所要時間は1~2分です)
頭皮にオイルを塗った後、シャンプーすれば、オイルのベタベタも気になりません。