数万人の鑑定で視えてきた濱口善幸氏の「ココロが教えてくれる幸せ」vol.6 〜辛い恋は冷凍庫で凍らせる?

「私、あの人のこと好きだったなー」。 この「だった」と言葉が出てきたら綺麗に解凍できて、きちんと「思い出」になったということです。

どうしたら良いのか?

とても辛いことなのですが

その冷凍保存してしまった過去の恋愛を解凍して向き合わなくてはなりません。

解凍方法は、

お付き合いしていたその人のことを何と呼んでいたか思い出して下さい。

そしてその人の顔を思い浮かべて

「私は◯◯の事が好き」

と声に出して言ってみて下さい。

この時に、背中がジーンとしたり、涙がでたりすれば、解凍ができた合図です。

人によっては「そんなこと、思ったら駄目!!」と外側の反発がきてこの合図を受け取れない場合があります。

その時はお付き合いしていた人との思い出の場所や思い出の品を手に持ち、心の感情を優先的にしてあげて下さい。

こうやって解凍すると、一緒に凍らせていた「人を好きになる心」が返ってきます。

これを何度か試しているうちに、あることに気づきます。

「私、あの人のこと好きだったなー」。

この「だった」と言葉が出てきたら綺麗に解凍できて、きちんと「思い出」になったということです。

思い出にかえることができれば、次の恋愛ではちゃんと人を愛することもできます。

そしてなによりも傷ついた心が回復することで一つ強くなれます。

photo by hamaguchi yoshiyuki

photo by hamaguchi yoshiyuki

 

3.過去の恋愛を思い出す曲

僕は前章に出てきた方法で、恋愛の思い出を過去の思い出にしました。

小学校一年生から高校一年生まで好きだった人がいました。

中学2年の時に一度お付き合いもし、夜は電話でお話をしていましたが、まだまだ子供だった僕は付き合って何をしたら良いのかも分からず、一度もデートすることなく別れを告げられてしまいました。

この時、ちょうどスピッツのチェリーが流行っていた頃で、「チェリー」は僕の失恋の思い出の曲となってしまいました。

別れて数ヶ月経っても数年経っても、チェリーを聞いたら泣けるという状態でした。

今ではこの曲を聴くと懐かしくて「あの人のこと好きだったなー」と、綺麗な思い出として思い出します。

過去の好きな人を否定したり忘れようとするのは自分の過去を否定するのと同じです。

自分が好きだったものを否定する人が居ます。

今の自分があるのはその過去があったから。

全てを受け入れて全ての自分を愛せたら

そこには、きっと今よりも明るい幸せな未来と希望があるのです。