数万人の鑑定で視えてきた濱口善幸氏の「ココロが教えてくれる幸せ」vol.3

あなたが本当に求めている理想の相手は、「自分を理解してくれる人」です。 その人となら、波長の波もきっと合います。

 

あこがれの話

次にあこがれについてお話させて頂きます。

あなたには「あこがれ」ってありましたか?
今もそのあこがれはありますか?

僕は小学6年生の頃に兄が見ていたロックバンドのビデオを横で観ていて、ギタリストにあこがれて兄のギターをこっそり弾いていました。

もちろん、未だにそのあこがれだったギタリストのようには弾けません……。

追い求めてはいるけど手には入れられない、だからこそあこがれ続けられるのかと思います。
手に入れると同時に追い求めることを失う。
手に入れてしまうと、自分が好きだったことも忘れてしまう。

好きなことを仕事にすると嫌いになりそうだからやらない、と言う方がいらっしゃいますが、その気持ちもよく分かる気がします。

 

では占いが好きで、それを仕事にした僕は、きっと占いが嫌いになっているのでは? と、突っ込みを入れられてしまうかもしれませんので、違いも説明しておきます。

僕は占い師にあこがれたことはありません。
ただ占いが好きです。そして占いを使って人の助けになれた時にはもっと好きだと感じます。

あこがれと好きを同時に持つとその対象を嫌いになったり、途中で諦めて辞めてしまったりする確率がかなり高くなります。

ジャンルは違いますが、同じような感覚のものがもう1つあります。

それは恋愛です。

あこがれと好きが混ざってしまうと、自分が求めていることの理想と現実が区別つかなくなってきてしまいます。

例であげると……。

私のあこがれの理想の結婚相手としては、仕事をバリバリ真面目に頑張っていて役職もあって家族も大切にしていて料理も作ってくれて子供の相手もちゃんとしてくれて趣味を共有できる人が良いな、などと言う人がいるとします。

ここまで言う人は居ないと思いますが、もうめちゃくちゃですね。

仕事で役職もあってバリバリ働いている人が夕方に帰ってご飯を作る時間があるのでしょうか?
そこに子供と遊んで同じ趣味が映画としてDVDを夕食後に観たりすると、24時間では足りない話ですよね。現実的ではない気がします。

これを読んで「あ、私、好きとあこがれ、混ざってるのかも?」と感じた方に読んでおいて欲しいアドバイスを書いておきます。

あなたが本当に求めている理想の相手は、「自分を理解してくれる人」です。
その人となら、波長の波もきっと合います。
あなたは無理に合わそうとして、ついしんどい方へ向う傾向があります。
「自分を理解してくれる人」ならきっとあなたが無理したとしても、無理しなくて良いよ、ありのままで良いよと言ってくれるはずです。