正しさの罠 〜時代や環境で移り変わるエネルギー性質〜

私たちは一見、同じ世界に住んでいるように見えますが、実はそうでもなく、みなそれぞれの世界観を持って、違う世界を営んでいるのです。

 

 

人の自尊心やセルフイメージは何かに傷つくと下がってしまいます

スピリチュアル的に言うなら、エネルギーが漏れている状態、ですね。

この漏れをどこかで修復することができたら元に戻りますがそれがないと、エネルギーを失い続けている状態になるので、どうしてもどこかから奪ってくる必要が生じます。
これが世に言うパワーゲームです。

このエネルギーを失い続けている状態というのは自分のためにも良くないし、人を傷つける可能性をいつでも持っているという意味でも良くないので、健全な方法で傷を修復し、エネルギーを補充する必要があります。

逆に自尊心やセルフイメージの高い人というのは、人を攻撃する必要がないし、相手をジャッジする必要もなく、相手の世界観を認めることができます。

私たちは一見、同じ世界に住んでいるように見えますが、実はそうでもなく、みなそれぞれの世界観を持って、違う世界を営んでいるのです。
それぞれ宇宙の別々のパートを担当しているのですからそうなりますね。
それが時々混じり合うことで、お互いの世界や経験値を広げて、更に成長・拡大していくのですね。

その為には相手の世界や世界観も認める必要がありますよね。
相手が似たような世界に住んでいる人なら簡単ですが、例えば、自分とは180度違う世界に住んでいるような人だと大変です。

なぜかというと相手の世界観を認めることで、自分の世界が否定されるような気がして脅かされるから。でもそれは勘違いです。

宇宙には一つの世界だけがあるのではなく(究極的にはそうですが)、私たちは神様の分身としてたくさんの世界を作り、それぞれ経験しているので、その多層構造の一つがあなたの世界であり、私の世界。どちらも正しくてどちらもいいのです。

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もちろんNOを言うことがあってもいい

例えば私は暴力に「NO」ですが、それは「私の世界には必要がありません」と言っているだけで、それはまた「私が誰かを示す」ことでもあります。
でもそれと誰かを否定したり攻撃したり、自分の正しさを主張することは違う。
そういうことです。

多種多様な価値観と世界観を認め合うことができたら
私たちはもっと自由で豊かな世界を体験できるはず。

今私たちが見ている二極の世界は幻想で、今まで私たちが作ってきてしまった人を貶めたり、踏みつけにしてしまうような世界がもう違うな、と思うなら、別の扉を開ければいいだけ。本当は私たちの周りにはたくさんの扉が用意されているから。

私たちが見ている現実(だと思っているもの)はいつも
「あなたたちはこんなものを持っていますよ。これ、どうしますか?」
という宇宙からの問いかけ。

この見せられたものに対してどうするか、というのは私たちが自由に選択できるのです。

それぞれがこれからどういう世界に住みたいかという問いに対する答えを見つける
自分がどうありたいのかということに真摯に向き合っていく
私たちの前にはいつもそのような機会が差し出されています。

スピリチュアルセラピスト美月結でした。

 

美月結公式blog http://ameblo.jp/golden-drops/

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