【穢れ】
では穢れとは何か、というと、気枯れ。
つまりエネルギー的な滞り、あるいは不足のことです。
例えば、川の流れを創造して頂くと分かるように、水が流れないと、そこにはゴミがたまったり、水が腐ったりしますね。
そのように私たちも日常生きている中で、思考や感情のゴミみたいなのを溜めていたりします。そういうものを持ちこまないようにする。
その穢れを払うことで私たち自身のエネルギーもまた清浄になり、波動も上がって自分たちのためにもなりますね。
ちなみに本職の神職さんや日本の祭祀王である天皇陛下は、ご神事を行う際などは何日もお部屋にこもったり、断食や沐浴などをなさってから望まれるそうです。
【手水舎】
ご本殿や拝殿の手前に在る手水舎。
こちらで手を洗ってから神様の前に臨みます。
これは昔の禊の名残で、先程も申し上げました通り、昔は(本当は今も)神様の前に出るのに厳しい潔斎が求められましたので、海や川に入って身を清めるということは普通に行われていました。
神職さんなどはもちろん今でもされているわけですが、その代わりに私たちがするのがこちらで手を洗うこと。
自分の手から不要な気が流れていくことをイメージしながら、左手→右手→左手に水を汲んで口をすすぐ→左手を流す→最後に柄杓を立てて柄を流す……の順番で行います。
最後の柄杓を立てて柄を流す、というのは自分のエネルギーを残さない、ということです。
私は前に伊勢神宮でこのように禊をして、参拝に向かおうとして歩きだしましたら、後ろからおじさまが追いかけていらっしゃいまして(笑)
「あんた、その作法、どこで覚えたんや。若いのに偉いなあ。おじさん、感動したわ~」
とおほめ下さいました。
私はみなさん御存じと思っていましたので、褒められたことにびっくり致しましたが、わざわざ私を褒めるためだけに走って追いかけて下さいましたおじさまに感謝でした。
神様だったのかもしれません(笑)。
【お参り】
ここまで出来て、やっとお参りです。
基本的には二礼二拍手一礼ですが、神社によっては(出雲系など)は四拍手のところもあります。神様に「参りました!」とお伝えする意味と、祓いの両方の意味ですね。
名前と住所と生年月日を名乗りますが、
ここで大事なことは「お願いをしない」ということです。
相手は神様ですから、わざわざお願いをしなくても、あなたがなぜそこに立っているのか、
ということはお見通しです。神様の前にたったら裸ですから。
それは時にとても心地の良いことでもあるし、時にとても厳しいことでもあるわけですが
だからわざわざお願いせずとも良いのです。
そしてあなたは今、神聖なる自分、魂としての本来の完全なる自分として、今、源に立っています。だからあなたにできないことはありません。
お願いする必要がないですね。
たとえあなたが何かの問題を抱えていた、としても、魂はその状況は完璧であると知っているし、解決する必要があるなら、それもできる、ということも知っていますね。
だから言うことは「ありがとう」です。
「解決されました。ありがとうございます」
「心地よく過ごしています。ありがとうございます」
そしてあなたに何か叶えたい願いがある、として
あなたは今それができる自分です。そういう自分としてそこに立っています。
だからやっぱり「ありがとう」なんです。
「上手くいっています。ありがとうございます」
「○○にサポートを頂いたことに感謝します。ありがとうございます。」
神様の前にたってお伝えすることは、ありがとうございます。
ただそれだけです。
神社は神々さまに感謝をお伝えに行くところ。
そうしてまた参道を通って、三次元に戻っていきます
生まれ変わり。
最後に鳥居を出る時には、
あなたがこの地球上に降り立った瞬間に思いを馳せてみましょう。
振り返って一礼するのを忘れずに。
あなたは新しいあなたとして、再びこの世界に誕生するのです。
おめでとうございます(*^_^*)
素敵な一年を♪
スピリチュアルガイド 美月結でした。
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