私たちもトレーシーさんの誘導で、ここにある情報を受け取るワークを致しました。
その途中で、怖い顔のおじさまがお越しになりまして
「What do you do?」とおっしゃるではありませんか。
実はエジプトでは遺跡でのワークや瞑想は禁止されているとのこと。
トレーシーさんは事前にたくさん書類を書いたり、お金を払ったりして、許可をとっているのですが、それでもこういう人が現れます。
この場合はどうするのかしら? と思っていましたら、トレーシーは慣れた様子で、質問には答えず、おもむろに写真を撮り始めたので、私たちもそれに習って「ただの観光客です♪」アピールのため、写真をとったり、壁に書かれている情報を読んだりしていました。
しばらくすると、おじさまが帰られましたので、無事ワークに戻ることができました。
部屋の入り口の天井にはスカラベ。
エジプトでは聖虫といわれているそうですが、私が受け取った感じでは、スカラベはかつて、神事や儀式に参加してその情報を各地にもたらす役目を持っていたようです。
そしてその秘密の部屋の手前の部屋の天井にあった黄道12宮図。
私が観たところによれば、ここはポータルになっていました。
時空間のないところへ続く扉。
この文明を指導した宇宙人たちはここを通ってやってきたのだろうし
私たちのタイムラインを変更することもできるようです。
占星術でよく使われる黄道12宮図ですが、そもそもはそういう役割だったのかもしれませんね。
この部屋でワークを終わった私たちは、トレーシーさんが
「ここは観た方がいいわよ」と言う。
またまた通常非公開の神殿の地下を見せていただきました。
有名なデンデラの電球図もこの地下にありました。
トレーシーの解釈では当時、電球があったということではなくて
これは意識の目覚めや気づきを表しているのでは、ということでした。
地下はやっぱり地上とは全く違って、とても大事な秘密の儀式などを行っていたのではないか、と思います。
壁の絵も地上とは全く違いました。
とっても神秘的で周波数の高い空間です。
たくさんの祈りがここで捧げられ、その周波数がこの場所に残って
ここを守ってきたのでしょうね。
そして隣のイシス神殿へ。
けっこう傷んでますが。
次元が重なっているのがはっきりわかりますね。
壁にかかれたイシスです。
小さくそれとわからないように。
大事なものは隠す、というのはどこの文化でも変わらないのでしょうか。
頭上に星が輝いているのが印象的です。
このイシスに限らず、先ほどの秘密の部屋などあちこちに星が描かれていました。
自分たちが来たところを、自分たちをサポートしてくれた存在たちの故郷を忘れないように書いたのでしょうか。
今よりも星々とのつながりは濃かったのでしょうね。
こちらでワークをしようとしたところ、
またまた先ほどの「What do you do?」のおじさまが現れまして。
私たちは相当に疑われていたようで(瞑想とワークをしようとしていたのは事実だけど)
今度はなかなか出て行って下さいません。
最終的にはツアーのサポートの方々が取りなしに入って下さいまして、
何とかワークをすることができました。ありがたいことです。
もっと自由にできればいいのに、とは思いますが、なかなかそうもいかないのでしょうね。
そしてこの攻防戦は遙か昔にもあったような気がいたします。
こちらがイシス神殿にあったホルスを抱くイシスの図。
おじさまがにらみを効かせている間に撮影。
トレーシーさんによれば、この図はキリスト教の聖母子像の原型だろうとのことでした。
エジプトはたくさんの文明の源なのですね。
トレーシーさんによるたくさんのパワフルなワークと、このツアーでなければ入ることができない貴重な場所と、先人たちがそこに残してくれた多くの英知や情報を受け取る
実り多い旅でした。
その場に足を運んで思い出したこともありましたし、人間としても、スピリチュアリストとしても成長できたのではないかな、と思います。
トレーシーさん&ご一緒したみなさま、ありがとうございました。
スピリチュアルセラピスト美月結でした
美月結公式サイト: Goldendrops~ひかりのしずく
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