健やかな年末年始を送りたいあなたに、とっておきの食べ物とは

健やかな年末年始を送りたいあなたに、
とっておきの食べ物とは

いよいよ今年も残すところわずか。そして2018年が明けます。
今年を振り返ってみて、良い年でしたか? 自分自身の課題は解決しましたか?
食生活は乱れていませんか? 

これから、特に年末年始は忘年会やお酒の席が多くなったり、外食が増えたり、特別な食事をしたり、と他の月とは違い、普段とは少し違う食生活になる場合が多いと思います。

でも毎日忘年会が続いても、多少食生活が乱れても、ちょっとした工夫で、健やかな毎日を送ることができる知恵が、人間には古くからちゃんと備わっています。
その代表的なふたつの食材をご紹介します。

 

悪酔いや二日酔いをしないためにウコンを活用しましょう

悪酔いをして失敗した経験はありませんか?
私は20代前半の頃、何度もありました。

ウコンの効用を早くから知っていれば悪酔いせずに済んだかも、と後悔しきりです。
まず最初にご紹介したいのは、そう、そのウコンです。
最近はスーパーフードのひとつとしてとてもウコンが大注目されています。

しかしウコンは古くから人々の生活に根付いていました。

ウコンは、見た目がショウガに似ていますが、食べると舌がひりひりするぐらい苦い食べ物です。

パウダー状の色鮮やかな黄色は料理の色付けなどに用いられることが多いですね。
このウコン、スーパーフードと言われているだけあり、とてつもなくすごいパワーを秘めています。

ウコンは様々な種類がありますが、ご紹介したい秋ウコンは、クルクミンという成分の含有量が豊富です。
クルクミンはポリフェノール化合物のひとつで、これがスーパーフードと言われる所以。
端的に言うとあの黄色い色そのものがクルクミンです。

自然由来の色素として、たとえば栗の甘露煮の黄色に用いられたり、カレーに入れたり、和菓子の着色料や洋服の染料としても使われています。

 

ウコンのクルクミンが年末年始に大活躍

このクルクミン、何かとお酒の席が多い年末年始に大活躍です。
二日酔いによく効くと言われていますが、その通り。
飲み会が始まる数時間前までにウコンをお茶などに擦って入れて飲むと、お酒を飲んでも比較的酔いが軽くてすむのです。

実際に私自身も試してみました。
生のターメリックをすりおろし、番茶に入れて飲みました。
味は、非常に飲みにくいというのが正直な感想です。
たくさん入れると苦くて舌が曲がってしまうぐらい。まさにお薬と一緒です。

ところが、効果は抜群でした。
お酒をたくさん飲んだ翌日は、いつもなら頭もはっきりしないし、胸もむかむかするし、体全体がむくんでいる状態でした。
ところが、ウコンを飲んだ翌日は、そういった胸のむかむかもなく、むくみも出ません。
本当に驚きました。

また朝の目覚めもよく、非常に頭もすっきりとしていて、さわやかに1日を過ごすことができました。

これは、秋ウコンに豊富に含まれているクルクミンという成分が胆汁の働きを促したり、肝機能の働きを活発にしてくれたため、だと思われます。
(現段階ではターメリックのクルクミン効果については研究が進められており、二日酔い軽減効果については十分な数値的根拠はない、とされています。またウコンで感じられる効果は人によって差があります。)

ウコンは、よくスーパーで簡単に手に入る黄色いパウダー状のものよりも、ショウガのような形状の生のウコンか、またはそれをお湯で煮て何日間か乾燥させたパウダー状にする前のウコンのほうがよく効くようです。
※肝機能障害をお持ちの方はお医者様の指導の元にご利用ください。

もし飲み会続きで体調が心配の方は、ウコンを試してみるのはいかがでしょうか。

さらにウコンは二日酔い防止だけでなく、食欲増進や血流改善、免疫力増加、脳機能改善などにも効果を発揮すると言われています。
寒い時期にウコンを活用することで血流改善による冷え性や肩こり改善につながる可能性もありますので、お酒は飲まないという方でも、ウコンはあなたの体を健康に導いてくれます。