自分がイメージの中で着用している洋服を実際にも着てみることもできます。着られなければ、手で触った感触をイメージトレーニングに取り入れます。
お店でその洋服を触ってみたり、布の軽さや柔らかさや、布の擦れる音を記憶したり、色やデザインを自分の目で確認し、実際に自分が着用しているところをなるべく細部に至るまでイメージします。
今は写真技術も進んでいますから、できる方は自分がその洋服を着ている写真を合成し、壁に貼っていつも眺めていることもできますね。
その他、自分が行きたい場所の写真に自分を入れてみたり、これを食べたら健康になるだろうな、という食事内容の写真を撮って眺めてみたり、ヘルシー料理を食べた時の舌の感覚を思い出したり、あらゆるものを駆使してイメージしやすくしてください。
そうすることで、イメージトレーニングの効果を高めることができ、ダイエット成功の強力な助けとなります。
ストレスは必ずある！ 解消法を知っていることが大切
2. あなたは自身のストレス解消の方法を12個以上持っていますか、という質問をしました。
人間である以上、ストレスを抱えていない人はいません。
誰でもストレスを持っているのです。
おそらくまだ物心がつかない赤ちゃんでさえもストレスを抱えているのです。たとえば自分の欲求していることが周りに伝わらないと赤ちゃんは泣いて訴えるわけですが、そのことが赤ちゃんにとってはとても大きなストレスになっています。
また、幼児でも、小学生でも誰でもストレスを持っています。
ですから、いかにストレスをなくすか、という考え方より、持っているストレスをどのように発散させてあげられるか、を考えるほうがとても重要です。
ストレス解消の方法を12個持つ！
あなたはストレスを軽減するためにどんなことをしていますか？ という問いに対して、最低12個、答えることができますか？
たいていの人は、感覚的にこうすればリラックスできる、緊張がほどける、という経験を持っているかと思いますが、もしそのリラックスの方法が数個しかなければ、それをもっともっと増やしていきましょう。
具体的には外でできるもの、中でできるものを合計6つずつ。そして、さらに仲間と一緒にできるもの、一人でもできるものを、3つずつ、合計12個以上持っているようにすると、いつでも自身のストレスをかなり解消することができるようになります。
もちろん12個以上、いくらでも持っておくと良いですね。
ストレスを減らすのとダイエットとどういう関係があるの？ と疑問に思うかもしれません。
これは大ありなのです。
ストレスを感じている時は、体が緊張状態にあります。緊張状態にある時は、人間の自律神経（交換神経、副交感神経）のうち、交感神経が上位にあります。このような状態
だと、心のバランスが崩れたり、血流が悪くなったり、そのために冷え性の原因になったり、代謝が悪くなったり、ということになります。
すると、食事をしても満足感を得られなかったり、体が冷えているために体をすぐに温める効果のある炭水化物を好んで食べるようになったり、火を必要としていない冷たいものより暖かいもの、熱いものを食べたり、イライラがつのってつい甘いものに手を出したり、ということになります。
ですから、ストレス解消の方法を常に持っておき、体が緊張しているな、リラックスしたいな、と思った時にすぐにできるものを実践することが大切です。
そうすることで余計なものを食べないようにすることができるようになったり、甘いものを食べたいという欲求を自然と抑えることができるようになります。
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