松果体は高次元へのポータル。石灰化を防ぎデトックスするにはどうすればよい?~後編~

身体をアルカリ性に保つ食べものは主にフルーツや野菜であり、抗酸化作用が高い食品だということができます。 葉酸は枝豆や芽キャベツ、ホウレンソウやモロヘイヤといった青菜に多く含まれています。

こんにちは。フルーツオブエデンの福田カレンです。

前回は松果体の機能と現代人の松果体の状態についてお話ししてきましたが、今回はその要因やデトックス法についてお伝えしたいと思います。

 

松果体を石灰化させる要因

脳の中でも特に血流が多い松果体。血流とともに運ばれた有害物質が蓄積しやすい器官でもあります。
松果体の石灰化を促進してしまう要因と考えられているのは加齢、フッ素、アルミニウム、炎症だと考えられています。

加齢
従来は、加齢に伴い自然と松果体の石灰化が進むと考えられていましたが、最近では子供にも松果体の石灰化が見られるとう衝撃の報告があり、ふだんからデトックスを心がける必要性が高まっています。

フッ素
イギリスサリー大学のジェニファー・ルーク博士の研究では「体内に入ったフッ素は松果体に蓄積しやすい。フッ素の松果体への蓄積は石灰化を招き、メラトニンの生成を阻害する」としています。

アルミニウム
アルミニウムも松果体を石灰化させる一因であるとする報告があります。日用品にはアルミの含まれるものが意外と多いですから、気をつけたいところです。

炎症
炎症というと傷や肌の腫れをイメージしますが、炎症反応を引き起こす原因はたくさんあります。
炎症が異物や死んだ細胞を排除する生体の反応だということを考えると、アレルギー、細菌やウイルスへの感染も炎症の原因になります。
特に関節炎やリウマチといった自己免疫疾患は軟組織を石灰化させることから、松果体の石灰化とも関連があるとされています。

 

松果体の健康を守るには

松果体の健康を失わせる要因がわかったところで、本来の機能をとり戻すための方策について考えていくことにしましょう。

当然のところながら、全身を健康な状態に保つことは必須です。
またストレスをためずよく笑うことや、大切な人とハグすることはどんな方にもおすすめできる健康法です。
そして瞑想やヨガ、気功や太極拳には松果体の柔軟性を保つ作用があるといわれています。

何より、食事によってデトックスを促進することは、摂り込んでしまった有害物質を排泄するために最も有効な手段です。

具体的には、

・身体をアルカリ性に保つ
・葉酸やクロロフィル、バイオフォトンを含む食品を食べる
・ファスティングやジュースクレンズにより細胞をクレンジングする

ということができます。

身体をアルカリ性に保つ食べものは主にフルーツや野菜であり、抗酸化作用が高い食品だということができます。
葉酸は枝豆や芽キャベツ、ホウレンソウやモロヘイヤといった青菜に多く含まれています。

クロロフィルは体内で酸素を発生させる作用があり、ガンを防ぐ効果がある物質としてもよく知られています。青菜、特にウイートグラスに多く含まれています。

ファスティングジュースクレンズは、摂取カロリーを抑えることで細胞を飢餓状態にし、オートファジー(2016年に東北大学の大隅教授がノーベル生理学・医学賞を受賞した研究です)を促進することができます。

次回は、今回ご紹介したジュースクレンズをはじめ、今回ご紹介した食品を無理なくふだんの食事法に取り入れる方法ついてくわしくお話ししていきます。
どうぞお楽しみに!

 

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