霊感がなくても、知識や経験がゼロでもOK!? 人気の占い師を続々と輩出する「占い塾」の秘密にせまる!

占い師の魅力をお仕事という視点からたくさん教えていただきました。何歳になっても始められる、人生経験がプラスになる、という点はとても印象的でした。
霊感がなくても、知識や経験がゼロでもOK!? 人気の占い師を続々と輩出する「占い塾」の秘密にせまる!

今回お話しを伺ったのは、プロ占い師を育成中の「占い塾」主宰、みかづき先生です。もともと大手占いサイトでトップクラスの占い師としてご活躍されていた経歴を持ち、塾を開講した2011年から現在までの間に約800人もの受講生に指導を行ってきたのだとか!
「質の高いリーディングスキルが身につき、経済的に自立できる」と同業者も学びに来るという評判のレッスンが一体どのように行われているのか、さっそく普段の様子について聞いてみました。

 

音楽教室ピアノ講師 ⇒「トップ占い師」に転身
教える才能を活かし、プロ占い師の育成をスタート

編集部:そもそも「占い塾」では、どのようなことが学べるのでしょうか?

みかづき先生:知識や経験がまったくない“ゼロ”の状態からでも、きちんと身に付くよう体系立てたオリジナルカリキュラムをご用意し、占術(せんじゅつ)の基本ともいえるタロット、西洋占星術、数秘術を重点的にお教えしています。他の占い教室と違う一番の特徴は、在籍中や修了後に、きちんと占い師として生計を立てられるよう、成果を出すことに徹底的にこだわっている、という点です。

編集部:たしかに占い師として独立開業しても、それだけで食べていくのは簡単ではない印象があります。みかづき先生は、どのようにして大手占いサイトのトップクラスにまで登りつめたのでしょうか。

みかづき先生:もともと私は音楽短大を卒業後、全国展開する大手の音楽教室でピアノ講師をしていました。3歳のお子様から80歳のおじいさんまで、幅広くピアノを教えていたのですが、教えることが好きだったせいか指導技術が評価され、全国に何万人もいる講師の中から五本の指に入る「最優秀指導者賞」をいただいて。その後も保育士を育成する専門学校でピアノを教えるなど、キャリアは順調でした。いま振り返ると、当時は少し調子にのっていたと思います(笑)。

しかし、ある時、右手を腱鞘炎(けんしょうえん)で痛め、ピアノの仕事ができなくなり、突然失業してしまったんです。
当時の私は、ピアノを弾くことしかできなかったので「このままでは生きていけない」と一念発起し、パソコン教室に通って資格を取得しました。その後、都内のIT企業でWebデザイナーになり、企業サイトの運営やメンテナンスを担当していました。子どもの頃から絵を描くのは得意でしたが、それにしても、このご時世に異業種から転職して正社員になれたのは本当に恵まれていました。今でも感謝しています。男性ばかりの職場で怒鳴られながら仕事を覚えて、転職後は別の専門学校でパソコン教師として活動していました。

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占いに出会ったのは、ちょうどピアノ講師を辞めたとき。今までピアノに人生を捧げてきたのに、たった一度の腱鞘炎ですべての夢が消えてしまった。その悔しさや理不尽さに悩み、心身のバランスも崩れ気味になっていたとき、占い好きの友人が、たまたま本を見ながらタロットをやってくれたんです。彼女はプロではありませんでしたが、その鑑定にすごく励まされて。それまでは占いに全く興味はなく、むしろ「怪しい」と思っていましたから、本当に衝撃的な出会いでしたし「タロットという不思議な存在に、こんなにも心が救われるものなんだ」と感動し、占いの世界に興味を持つようになったのです。

その後、師匠のもとで学びつつ、まずは副業で占いサイトに在籍させていただきました。最初は勝手が分からず、お客様に怒られることも多々ありましたが、ありがたいことに着々と人気ランキングの順位が上がり、トップクラスの占い師と呼ばれるようになりまして。当初は専門学校講師と兼業していましたが、占い師だけでも充分に食べていける収入を得られるようになったんです。少なくとも講師のお給料の3倍はいただいておりました。歩合給の世界なのに意外ですよね(笑)。

編集部:そこから、どうして「占い塾」を始めようと考えたのですか?

みかづき先生:ランキングトップの常連になってから、同じサイトに在籍している占い師の方に「どうすれば、そんなに人気が出るのか教えてほしい」とメールや電話で問い合わせをいただくようになったんです。同じような要望が日に日に集まってきて、どうしようかと考えていた矢先、東日本大震災が起こりました。心配した両親から「実家に帰っておいで」と言われたこともあり、専門学校講師を退職し、地元の新潟に戻ることにしたのです。しかし、戻ったのはいいのですが、地元に就職先はありませんでした。無職で独り、これから何をしようか漠然と考えたとき「占いを教えて」と言われてきたことが頭に浮かびました。苦労の末に身につけてきた知識や経験を体系化すれば、きっと「占い塾」としてお困りの方々の力になれるかもしれない。そこで両親には「起業したいから、6カ月だけ時間を下さい。もし6カ月以内に軌道にのせられなかったら、二度と起業したいとは言いません」と“覚悟の宣言”をして、塾の立ち上げに挑戦することにしました。

誰の助けも借りず、真夏だというのにクーラーのないボロボロの物置部屋にこもり、オリジナルカリキュラムを作成するところからスタート。それが2011年8月です。優雅なピアノ講師だったかつてとは180度違う泥臭いスタートでしたが、今となってはチャレンジしたことが自信につながっています。失うものがなかったから、強くなれた。逆境や孤独は人を成長させ、同時に強くするのだと思います。