その「疲労」の正体知っていますか?イミダゾールジペプチドで疲労回復!

これから、身体が疲労を覚えやすくなる夏が訪れますので、生活の中に鶏胸肉をはじめとした、「イミダゾールジペプチドを豊富に含んだ食品を取り入れる」ように意識して、疲労を感じにくい身体を作っておきましょう。そうすれば、夏ばても怖くなくなりますよ!

「イミダペプチド」などとも呼ばれるこの物質は、あまり聞き覚えがないかもしれませんが、強い抗酸化作用をもち、特に「抗疲労効果」が高いという研究結果が発表されています。「大阪市立大学」の研究チームが行った研究によると、イミダゾールジペプチドを摂取した人と、そうでない人に同程度の肉体的負荷をかけて、疲労感をチェックしたところ最大で「2倍もの差が出た」というのです。

ちなみに、イミダゾールジペプチドは活性酸素を除去するだけでなく、「脳に働きかける力も強い」ことがわかっています。「農林水産省」が行った「東京大学や九州大学、国立精神・神経医療研究センター、日本ハム中央研究所」などといった一流の機関が参加した研究によって、イミダゾールジペプチドには「脳の老化を改善する効果がある」ことがわかりました。こちらは、ボランティアの中高齢者を対象に、イミダゾールジペプチドを3ヶ月間摂取してもらい、MRI画像検査と心理機能検査を行ったところ、摂取していないグループと有意な差が出たというものです。

 

【イミダゾールペプチドを効率的に摂取する方法】

「抗酸化作用だけでなく、脳の老化も防いでくれる」わけですからイミダゾールジペプチドが疲労回復に有効というのは、とても納得できます。そんなイミダゾールジペプチドを効率的に取り入れるためにはどのようにしたらいいのでしょうか? 実はとても身近な食品に多く含まれているのです。

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その食品とは「鶏胸肉」。「低カロリー高タンパク」であることから、「ダイエットや筋力強化などに推奨されるもの」ですが、イミダゾールジペプチドも豊富に含まれています。渡り鳥が休みなく何万キロという距離を飛ぶことが出来るのは、このイミダゾールジペプチドが要因なのではないかともいわれているのです。これは鶏胸肉だけでなく、休まずに泳ぎ続ける「回遊魚の尾の肉にも含まれる」ことから、妥当な推測といえるでしょう。

イミダゾールジペプチドを、「毎日200mg程度摂取することで疲労を効率的に軽減する」ことが出来ます。鶏胸肉の場合だと、「約100g」に相当しますので、比較的手軽に摂取することが可能といえるでしょう。ただし、その効力を最大限に発揮するためには、「継続的に摂取することが必要」となります。

これから、身体が疲労を覚えやすくなる夏が訪れますので、生活の中に鶏胸肉をはじめとした、「イミダゾールジペプチドを豊富に含んだ食品を取り入れる」ように意識して、疲労を感じにくい身体を作っておきましょう。そうすれば、夏ばても怖くなくなりますよ!

【参考サイト】
鶏肉のイミダゾールジペプチドの脳老化改善効果を発見(農林水産省 農林水産技術会議)
https://www.s.affrc.go.jp/docs/pdf/2014_10.pdf

イミダゾールジペプチドで疲れ知らずに!?(日本予防医学)
http://imidapeptide.jp/details/effect.html

We know the identity of fatigue.
Fatigue recovery in imidazole peptide.

 

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