起源が定かではないとされるお札。そのお札には様々な使い方があるって知っていますか?

ポピュラーなお札、期間限定のお札、道教のお札、いろんなお札がありますが、それぞれどのような効果があるのでしょう?
起源が定かではないとされるお札。そのお札には様々な使い方があるって知っていますか?

 

【お札は飾るだけではありません】

初詣で、破魔矢やお札などを購入したという方も多いかもしれません。

現在、神社やお寺で授与しているお札は、ほとんどが「神棚に飾るか、もしくは任意の場所に貼る」という使われ方をしますが、実はお札には「様々な使い方が存在している」のです。

 

【最もポピュラーな神道のお札】

そもそも、お札とはどのようなものなのでしょう? 「神道で最もポピュラーなお札」といえば「神宮大麻」でしょう。年末年始に近所の神社で授与されたという方もいるかもしれません。

こちらは、伊勢の神宮が奉製しているものであり、神棚の中央部分にはこれをお祀りするというのが、現在の神社本庁が推薦するスタンダードな方法となっています。

お札の効用としては、お祓いで使う「大麻(おおぬさ)」と同じように清浄であり、これを祀ることで「場が浄められ、その家の人たちが無病息災を得られる」とされています。

神道のお札_290710919

 

このような効能だけでなく、「神様の象徴的な意味合い」もあり、前述したように神棚の中央には皇室の御祖神である「天照大神」を象徴する、神宮大麻を祀り、向かって右側には「自分の氏神」が祀られている神社のお札、左側には「自分が信仰している神社」のお札を配置するようになっています。

 

【期間限定のお札】

同じ神社で授与されるものでも、「冬至から節分までの期間限定」となっていることで有名な「一陽来復」のお札は、「はる日時と向きがしっかりと決まっている」という、より儀式的な要素が濃いものです。

ちなみに、はる日は「冬至」「大晦日」「節分」、時間は「深夜24時ちょうど」、向きは「その年の恵方」というようになっています。こちらの場合は、ある意味で「本来のお札に近い要素を持っている」のかも知れません。

 

【様々な使い方がある道教のお札】

お札の起源は定かではなく、古代の遺跡から木に文字や図柄が描かれたものが発掘されたりもしていますが、ある程度体系立てたシステムを構築したのは「道教」ではないかといわれています。

道教には様々なお札がありますが、使い方もまた多種多様となっています。どのような種類があるのか? ざっと紹介しましょう。

1.飾る、貼る
一般的にイメージされるお札の使い方です。

2.飲む
お札を飲むというのは、イメージしにくいかもしれませんが、そのものズバリ、薄い紙に模様を描いて、それを飲み込むという方法があります。また、お札を焼いてから、その灰をとかした水を飲むという手法もあり、状況や内容によって使い分けているようです。

3.持ち歩く
お札というより、お守りのようなイメージがあるかもしれませんが、神社などで授与されるお守りの多くは、中に文字が書かれた紙が入っているので、ある意味ではこの使い方も日本ではポピュラーといえるでしょう。

4.直接書く
紙ではなく、身体に直接お札の模様を書くケースもあります。これは、特定の部位を治したい時などに使われますが、昔話の「耳なし芳一」もある意味ではこの手法がつかわれています。

5.燃やす
道教ではお札に限らず、霊的な世界へなにかを届ける時に燃やすということを行います。有名なのは紙銭といわれる、レプリカのお金を燃やすと、先祖や神に届けられるというもの。この場合はお札を燃やすことで、霊的な存在に影響を与えやすくなるということです。

様々な使い方(燃やす)_262792970

 

日本では、あまり特殊なタイプのお札を手に入れる機会はないと思いますが、知識として知っておくと、もしかしたら、何かの機会に役に立つこともあるかもしれませんよ?

 

Various use of amulets.
Amulet to burn. Eating amulet.

 

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