死んだらどうなる?~死後に大いなる意思から問われる3つの質問~

今回から見えない力や見えない世界の話と、その活用方法についてあれこれ綴っていきたいと思います。

人は死んだらどうなるでしょうか?
肉体は土に還ることになりますが、意識の本質はどうなるでしょうか?

私自身、幼い頃から死んだらどうなるのか興味津々でした。そして、幼いながらあれこれ本を読みながら探求していました。それは、なぜか分からないけれど知りたいと感じられていた内なる衝動でした。その答えを知った時の安堵感を今でも覚えています。あれから数十年の月日が経ちましたが、たくさんの学びと経験の中で、今は死後の世界についてゆるぎない確信が得られています。

初めまして、杉浦優司です。
普段は、心理ブロックを解放する手法が習得できるセミナーを開催したり、人生を難しくしている心理ブロックを解放するセッションを行ったりしています。

今回から見えない力や見えない世界の話と、その活用方法についてあれこれ綴っていきたいと思います。

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●死の扉と呼ばれるあの世へと通じる入口

まず最初に言えることは、人は肉体以上の存在です。だから、肉体の寿命を終えても、魂的に言えば永遠に生き続けることになります。

人が肉体を離れた後に行く場所が、俗に霊界と言われている場所です。人生において、何度か、死の扉と呼ばれるあの世へと通じる入口が開くと言われています。ほとんどの場合、ハイヤーセルフによって、この死の扉は開けられても閉じられています。でも、ある瞬間、この死の扉を通り抜けることになります。それは「私」という意識からすれば突然のように感じる時もあれば、必然のように感じられる時もあります。理由は何であれば、その扉を完全にくぐり抜け、その扉が完全に締まると人は肉体との繋がりが切れ、あの世へと旅立つことになります。

通常この世に未練がなければ、肉体が死を迎えるタイミングでこの扉を通って霊界に戻っていきます。でも、この世に対する未練が強すぎると、扉が開いた状態で、完全に通り抜ける前に、この世界に戻ってしまうことがあります。このとき、肉体がまだある状態なら肉体に戻るチャンスがあるのですが、肉体が何らかの理由で失われていると、戻る場所がない状態になります。

また、自ら命を絶った場合、一瞬気絶状態になった後、再び意識が戻ってもまだ死ぬことができていないと勘違いをおこし、再度命を絶とうとし、それを(本人が死んでいることに気づくまで、)ずっと繰り返す場合があります。

このような場合、肉体は無いのにこの世に存在している状態となります。この状態にある霊のことを浮遊霊と言います。

浮遊霊になると、この世界に肉体のない状態でさまようことになります。ちなみに、同じ浮遊霊でも、前者は自由に動きまわることが多く、後者は自殺した場所にとどまりがちです。自殺の名所と呼ばれる場所では、このような浮遊霊がたくさんいて、霊媒体質な気の弱い人が近づくと、憑依されて巻き添えにあうことがあるので、注意が必要です。

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●霊界に戻ると受ける3つの質問

さて、この死の扉を無事にくぐり抜けると、霊界と呼ばれる場所に辿り着きます。

霊界に戻ると、生まれる前に決めていた、この世で実現しようとしていた魂の計画を思い出すことになります。同時に、大いなる意志とも言える、人智を超えた存在から次の3つの質問を受けます。

1.「十分に学びましたか?」

2.「十分に愛しましたか?」

3.「十分に使命を果たしましたか?」

この答えに対するジャッジ(判断)は、私たち一人ひとりが自分自身に下すことになります。ここでのポイントは、この人生が素晴らしかったかどうかは、他の誰かではなく、私たち一人ひとりが決めているという点です。そして、その後に進む方向も私たち一人ひとりの判断に委ねられています。

人は、この世界にいる間は自分自身をごまかすことができますが、あの世に入ると、もう自分を偽れなくなります。ここで、自分たち一人ひとりが決めておいた魂の計画をもとに、今生での経験を振り返ることになります。

ここで、よき人生であれば、霊界における自分自身が所属しているエリアへ戻るか、次のステージへと進むことになります。でも、もしもそうでなければ、反省部屋と呼ばれる何も無い暗い空間に入ることを選択する魂もいます。この何も無い暗い空間は、地獄とは異なります。でも、何があるわけでも無いのに、とても怖いところのようです。

皆さんは、今、上記の3つの質問をされたとしたら何て答えられそうですか?

人生の最後を迎えた時、このような質問がされることが分かった今、この瞬間からどんな人生を送りたいですか?

人生は全て一瞬一瞬の選択と行動によって決まっていきます。

反省部屋に入るかどうかは、他の誰かではなく、自分自身で決めることになります。もしも、反省部屋に入るかもしれない気がする場合でも、今すぐ新しい選択と行動を起こすことで人生を変えていくことができます。

よき人生を送ることができている方も、まだまだ人生これからが面白いと言えます。ということで、さらなるワクワクの選択と行動を起こしていくことがお勧めです。