自分を愛するってよく言うけれど、いったいどうすれば良いの?
人生で困難な時を迎えたり、スピリチュアルなことに興味を持つと、
必ずぶち当たる? 『自分を愛する』というテーマについて、
時々、こう聞かれることがあります。
「自分を愛するってどうしたらよいんでしょう? 自分を受け入れるってどういうことでしょう?」
最近の私はこう答えます。
自分を愛するとは、自分に優しくすること。
そして自分が感じていることを大切にすること。
そして自分のためにできることを自分のためにしてあげること。
自分が自分の最大の味方でいること。
そして、自分を受け入れるというのは、
どんな自分にもOKだと言ってあげること。
ダメだと思う自分も、嫌いだと思う自分の部分も、
どれも大切な自分ですから、別に否定する必要もなく、ただ受け入れてあげれば良いわけです。
たとえば、ポジティブな自分は好きだけど、
ネガティブで人を妬む自分の部分は嫌いって思っているとします。
あなたから『嫌い。見たくない』と言われた
あなたのネガティブな部分はどうなるでしょう?
誰かが気づいて慰めてくれればいいのですが、
実際は誰も気づいてくれません。
誰にも気づかれず、ただ嫌われて、あなたの部分は
暗闇の中で一人じっと耐えている。そんな状態になってしまいます。
あなた自身から嫌われたあなたの部分は行き場を失っちゃうんです。
では、もしあなたが好きな人、愛して欲しい人から
「見たくない。あっちに行け」と嫌われたら、どうでしょう?
愛されたい人から愛されない。
自分の嫌いな部分を自分自身が否定する、見ないようにすると言うのは、それと実は一緒なんです。
他人にするように、自分に優しく
私たち日本人はほかの国の人に比べて自己評価が低いようです。
そして欧米人のように愛の表現を日常から行う文化ではないので、自分が愛されているのかどうか、幼少期から実感できる体験が元々少ないように思います。自己評価が低いだけではなく、自分に厳しい人も多いです。
何かがあると、自分に罪悪感を感じて、その自分を責めることはあっても、自分に優しくすることには慣れていません。
他人に優しい日本人なのに、自分に同じように優しくしているかというと、できていない人が多いようです。
自分を大切にするって、意外にシンプル
たとえば、もしあなたが大好きな人が落ち込んでいたり、困っていたらどうしますか?
その人の話を聞いたり、慰めたり、元気付けたり、その場にただ一緒にいてあげたりするのではないでしょうか?
それと同じことを自分にしてみて下さい。
自分が傷ついていたり、怒っていたら、それをただ受け止めてあげる。
どうしてそう感じるのか、必ず理由があるんです。
そういうときこそ、自分が自分の最大の味方、理解者でいること。
自分の味方でいるってことは 自分を信じているってことです。
だからこそ、辛い時、苦しい時こそ、自分に優しく。
自分を責めずに、自分だけは自分が何を感じていても許してあげる。
それでも自分を受け入れられないと思うときは、
今は受け入れられないんだなぁって思えばOK。
無理に受け入れなくちゃいけないとか、愛さなくちゃいけないなんて思う必要はありません。
今の自分をそのまま感じて、受け入れてあげる。
今はまだこれしかできないと思うなら、
自分の中で何かに抵抗を感じるなら、
今は抵抗があるんだなって受け止めてあげること。
まずは、そこからでOK。私はそう思います。
ポジティブじゃない自分もあっていいし、愛せないと思う自分がいてもいい。
それが今の正直な気持ちなら、まずはそういう自分もひっくるめて自分なんだ! と思うこと。
自分を過大評価する必要もなければ、過小評価する必要もない。
そのまま、自分のペースで自分を癒したり、受け入れたり、愛せばOKなんです。
自分を愛してあげたい、大切にしてあげたいと思う時は、
あなたが大好きな人や大切な誰かのように、自分自身を扱ってください。
大好きな人にするように、自分に接して下さい。
苦しい時こそ、自分に優しく。
あなたがあなたの最大の味方でいてくださいね★
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