満月の日に、大地が21センチ浮き上がります。
この象徴的な事実を、心に刻むと、様々な現象の因果が観えてきます。
月を感じる。から、月を観じる。に。
月を見る。から、月を観る。に。
◆
まずは、月を感じましょう。
ぜひ、満月、深夜12時頃、
天頂にある満月と、地球の下の方向にある太陽を感じてみてください。
その時、大地が21センチ、浮き上がっている……、
そこから起こる、自然の、体の様々な変化にも、意識を向けてみてください?
細胞、遺伝子は、確実に、その宇宙のリズムに育まれて、
そのリズムに合わせて営んでいるわけですから。
◆
実は、「満月は月の周期ではない」ということに、明確に気づき始めた方もいると思います。
満月は、太陽と地球と月が、一直線になる、という関係性の周期なのです。
満月の大潮を、月の引力、と言いますが、正確には、太陽と月の引力です。
その時に、ほぼ天頂に、太陽が来ている訳です。
自然がその太陽の恩恵で、様々な影響を受け、花が咲き、鳥が鳴いている訳ですが、
海では、大潮になっています。
天頂の太陽と、足の下の反対側にある月に意識を向けると、
同じように、大地が21センチ浮き上がっているのに気づきます。
きっと、正確には、もっと浮き上がっているでしょう。
◆
4月22日 今年最小の満月でした。
月は、地球から38万キロと小学校や中学校で習ったのを覚えている方もいると思います。
でも、それは正確ではありません。
月は地球の周りを楕円形でまわっています。
近い時は、35万キロ。遠い時は、40万キロ以上離れます。
つまり、遠いということは、地球から見て月は小さい……。
近い時は、月は大きく見えます。
つまり、5万キロ÷38万キロ=約 13%
月は日常的に、13% 大きくなったり、小さくなったりしているのです。
1/7 も、大きくなったり、小さくなったりしているのです。
多分、月が日常的に大きくなったり、小さくなったり、ということを感じていない、知らない人が書くと、
スーパームーンは、他の月と違って、特別です。
月が近づく。他の満月とは違います。
同じ言葉でも、その精神が間違っている、というか、因果が観えていないから、こういう文章になりがちなのだと思います。
◆
環境意識とは何か?
環境意識とは?
まわりを感じること。
「まわり=環境 を、感じる=意識する」
それが環境意識。
地球上の生命を育んでいる、太陽や月をまず、感じること。
そして、大地を、地球上の自然を、草木を、昆虫を、
動物を、山を、海を、そして、人を感じること。
それが、本当の環境意識。
この満月は、人類が「月」を感じることを取り戻す絶好の時だと思います。
環境意識を高める、環境意識コミュニケーションとして、重要だと思ったので、
これから、多くの人にお送りします。
この文章を、転送やシェアしていただければ、幸いです。
=====================================
11月19日 静岡県函南町で講演
11月22日 東京で講演
12月 6日 京都で講演
それぞれの詳細、お申し込み方法は、http://cosmic-diary-internet.com/event/ <http://cosmic-diary-internet.com/event/>
=============================
「コズミック・ダイアリー2017」
《柳瀬宏秀 さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/%E6%9F%B3%E7%80%AC%E5%AE%8F%E7%A7%80/?c=10319